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取組事例テーマ

より安全で快適な建築?社会の実現を目指した挑戦 ~既存木造住宅の耐震化と木造ビルの開発~

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構造実験と1/3模型の振動実験の風景
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炭素繊維で補強した高強度木材を用いた建築での振動計測の風景
取組概要

 木造住宅の地震防災や新しい木造ビル建築の開発を通して、より安全で快適な建築?社会の実現を目指して開発研究に取り組んでいます。

 ①日曜大工感覚で施主が自ら工事できる簡易な耐震補強方法の開発が出来れば、進まなくて社会問題化している、大量にある既存の木造住宅の耐震性不足の問題が解決できると考え、企業と連携して、既存木造住宅の実用的な安価な実用的な補強方法の開発を行っています。

 ②国内外で木造での超高層建築が構想計画され、低CO2で且つ有機的な空間構成が可能な、木造ビル建築が国内外の建設業界で注目されています。また、木造化することで建築物の重量が軽くなり、耐震性が向上することも期待できます。実現には、耐火性、遮音性、部材の高強度化が課題です。我々は、部材の高強度化を切り口として、木造ビル建築の開発研究を産学連携で行っています。開発研究の一部として、2019年に世界初の炭素繊維で補強した高強度木材を用いた建築が東京の日野市で建設されました。

今後の展開

 住みやすい街の実現を目指し、社会実装できるよう技術開発

担当者
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