公開日 2016年1月20日
黒潮圏総合科学専攻では、横浜国立大学教授 松田裕之先生を講師としてお招きし、黒潮圏セミナー/DCセミナー「トドを減らし、マグロを増やし、サンマを食べるための生態学」を開催します。
今、ウナギやマグロの乱獲が深刻で、新聞にも載っています。それから、水産資源全体が枯渇していると思われるかもしれません。高級魚の乱獲は確かに深刻ですが、すべての魚が枯渇しているわけではありません。サンマはしばらく生産調整をしていました。たくさんいるのに、獲りすぎると豊漁貧乏になって漁業者が損するのです。トドも毛皮や肉の需要のために乱獲され、かつては絶滅危惧種でしたが、今では回復に向かい、トドによる漁業被害のほうが深刻です。増えたトドを利用する経済や文化が継承されず、獲って減らすことが難しい状態です。これは、ほかの野生動物でも同じです。
? 持続可能に野生生物を利用する理論は、水産学で発展しました。それは順応的管理と呼ばれます。今回は、トド、クロマグロ、サンマを例に、保護すべきものを保護し、利用すべきものを利用するための水産資源管理の理論と実践を紹介します。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
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?【 日 時 】 平成28年1月20日(水) 14:30~16:00
?【 場 所 】 188足球直播_篮球比分¥体育官网朝倉キャンパス 総合研究棟2階 会議室3
?【 対 象 】 学生、教職員、一般
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黒潮圏セミナー/DCセミナー「トドを減らし、マグロを増やし、サンマを食べるための生態学」(304KBytes)
問合せ先 : 加藤元海 TEL : 088-844-8284
?????????????????????????????? ?E-mail : genkai●kochi-u.ac.jp ("●"を"@"に変えて送ってください。)
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? 黒潮圏総合科学専攻事務室 TEL : 088-864-5786
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