公開日 2011年12月15日
大学院総合人間自然科学研究科農学専攻2年生の増馬義裕さんらが、国際会議に提出した"Fundamental Study on Ecosystem Support Canal Using Porous Concrete(ポーラスコンクリートを利用した生態系支援型水路に関する基礎的研究)"が、高い評価を得て、GEOMAT 2011 Best Paper Award(優秀論文賞)を受賞されました。(共著者:農学部門准教授 佐藤周之、同大学院農学専攻1年生2名、株式会社 総合開発 研究者2名)
本論文は、多孔質なコンクリートであるポーラスコンクリートの生態系支援能力を評価するものです。ポーラスコンクリートの特性である低強度の改善と同時に、様々な空隙径と水生生物の定着性との関係について検討しました。その結果、空隙を保ちながら十分な強度を有する構造の確保に加え、空隙の調整により特定の生物種に対する選好環境の創出が可能である結果を得ました。
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