公開日 2012年5月21日
農学専攻修士2年生の松山佳那子さんが、「第69回中国四国植物学会大会」において、学生?若手研究者による研究発表の中から特に優れた発表に対して与えられる「若手優秀発表賞」の表彰を受けました。
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受賞した「サトイモ科テンナンショウ属植物の種分化に関する研究」では、個体の成長とともに雄から雌へと性転換をするサトイモ科テンナンショウ属植物の種分化過程を明らかにするため、四国に産する数種を用いて形態学的、生態学的および分子系統学的解析を行い、比較的に原始的な種は雌個体へ性転換する割合の低下や両性を有する割合が増大しているものの、派生的になるに従って雌個体へ性転換する割合が増大し、他家受粉が促進されていることが明らかとなりました。
詳細は中国四国植物学会大会ホームページをご覧ください。