公開日 2018年11月15日
医学部 皮膚科学講座 中島英貴講師、高石樹朗助教が第33回日本乾癬学会学術大会において第1回Janssen Psoriasis Award を受賞しました。
今年、乾癬および乾癬類縁疾患の病態解明や治療の発展を推進することを目的として日本乾癬学会が設立しました「Janssen Psoriasis Award」に乾癬及び乾癬類縁疾患の病態解明や治療の発展に貢献する研究成果として2名の論文が選ばれ受賞しました。
中島英貴 臨床研究賞 金賞
Nakajima H, Serada S, Fujimoto M, Naka T, Sano S:Leucine-rich a-2 glycoprotein is an innovative biomarker for psoriasis.
J Dermatol Sci, 86(2):170-174, 2017
「ロイシンリッチアルファ-2グリコプロテインは乾癬の画期的なバイオマーカーである」
高石樹朗 基礎研究賞 銅賞
Takaishi M, Satoh T, Akira S, Sano S:Regnase-1, an immuno-modulator, limits the IL-36/IL-36R auto-stimulatory loop in keratinocytes to suppress skin inflammation.
J Invest Dermatol, 138(6):1439-1442,2018
(免疫調整因子であるRegnase-1は表皮角化細胞におけるIL-36/IL-36R自己刺激性ループを制限することにより皮膚炎症を抑制する。)
また、同学会にて皮膚科学講座 柴田夕夏医員が発表した「乾癬治療の効果予測マーカーとしてのロイシンリッチα-2グリコプロテインの有用性」が、第8回 2018年度「鳥居?帝國乾癬研究奨励賞」学会発表部門(基礎?臨床研究)を受賞しました。
左から 日本乾癬学会 大槻マミ太郎理事長 |
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左から 高石樹朗助教 |
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左から 柴田夕夏先生 |
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