公開日 2020年1月17日
教育研究部総合科学系生命環境医学部門の芦内誠教授らの研究課題「海洋分解性プラスチックの基材開発に資するアーキアポリ-γ-グルタミン酸(L2020-3-008)」が188足球直播_篮球比分¥体育官网元年度公益財団法人発酵研究所?大型研究助成(188足球直播_篮球比分¥体育官网2年4月~188足球直播_篮球比分¥体育官网4年3月)に採択されました。
芦内教授らの研究グループは納豆のネバネバの主成分として知られる「ポリ-γ-グルタミン酸(PGA)」のプラスチック化に成功し、納豆PGAよりも極限環境微生物(アーキア)PGAの方が材料物性と機能性(設計)の面で優れていることを明らかにしました。今回、アーキアの該合成マシナリーを応用し高性能なPGAの量産化システムを構築するという提案が評価され、採択に至りました。
今後は東京大学?群馬大学?東京農業大学等と連携共同体制で海洋分解性バイオプラスチックの高機能化?ナノ材料化を目指します。これからの地球を意識し、SDGsやバイオ戦略の方向性に適うものづくりや産業応用に貢献します。