◆教育研究部医療学系臨床医学部門の馬場裕一助教の研究論文が、米国生理学誌の2019年最優秀研究論文賞を受賞しました

公開日 2020年9月15日

 教育研究部医療学系臨床医学部門の馬場裕一助教がハワイ大学留学中に執筆した研究論文が、米国生理学誌「American Journal of Physiology:Heart and Circulatory Physiology」のBest Original Research Article Award 2019(最優秀研究論文賞)を受賞しました。
 この賞は引用やダウンロードが多かったOriginal Research Article(原著論文)に授与される名誉ある賞です。

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〇 論文名(和訳)
 Protective effects of the mechanistic target of rapamycin against excess iron and ferroptosis in cardiomyocytes
(ラパマイシン標的タンパク質( mTOR )の鉄過剰およびフェロプトーシスに対する心筋細胞保護効果)
〇 研究内容
 鉄イオンを介し過酸化脂質を生成し細胞死をきたす“フェロプトーシス”が心筋細胞でも起こること、またmechanistic target of rapamycin( mTOR, ラパマイシン標的タンパク質) がフェロプトーシスを抑制することを報告しました。フェロプトーシスは虚血再灌流傷害や抗癌剤による心毒性に関与していると考えられ、その抑制により心筋細胞死を制御できる可能性があります。

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BestPapaerAward_2019.pdf(5MB)

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