公開日 2020年5月8日
理工学部の本田理恵教授が参画する研究チームがまとめた小惑星探査機「はやぶさ2」の観測成果論文が、アメリカの科学雑誌Science電子版に188足球直播_篮球比分¥体育官网2年5月7日(日本時間5月8日)に掲載されました。 この論文は「はやぶさ2」の第1回目の小惑星リュウグウへの着地(タッチダウン)の際に表面から舞い上がった物質とリュウグウ全体の分光学的な観測から、リュウグウ上には、赤黒く変化した物質が、変化する前の青白い物質の上に広く分布していることを示しています。これは、小惑星リュウグウが過去に現在よりも太陽に接近した軌道にあるときに太陽に焼かれた可能性を示しています。また着地の際には、両タイプの物質がサンプリングされたことが期待されることが述べられています。
著者には「はやぶさ2」の第1回目の小惑星リュウグウへのタッチダウン当時本学大学院に在籍していた藤井祐貴さんも含まれ、本学関係者は主に画像解析を担当しました。
JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)等との共同発表の内容はこちらをご覧ください。
https://www.jaxa.jp/press/2020/index_j.html