公開日 2021年1月26日
山岡耕作名誉教授による著書「黒潮源流シーカヤック遍路旅」が出版されました。山岡名誉教授は、大学院黒潮圏海洋科学研究科の発足及び黒潮源流域のフィリピンとの教育?研究ネットワークの構築?展開に尽力された後、黒潮流域圏に住む人々の生活や幸せのあり方について、シーカヤックによる遍路旅を通じて探求されてきました。本著は、その集大成となる渾身の作品となっています。
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著書の概要
本書は高知大在籍時の山岡教授と世界的海洋冒険家八幡暁氏が、黒潮の源流域にあたるフィリピン?ルソン島東岸約1000キロをシーカヤックで訪れ、現地の零細漁民の幸せ感と生活を中心に描いた初の紀行であり、シーカヤック経験の全くない熟年大学教授と海洋冒険家が、ルソン島東岸の漁村を訪ねた際の人間模様も描かれている。
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八幡暁氏のプロフィール:東京都福生市生まれの46歳。現在石垣島にてシーカヤックツアーの案内を生業とする。海と
共に暮らす人々がどのように生きているのかをテーマに、オーストラリアから日本まで、伴走
船なし、単身で漕ぎ渡る。彼が世間を驚かせた冒険としては、誰一人として計画さえしたこと
のなかったフィリピン-台湾間のバシー海峡横断、黒潮が時速7キロで北に向け流れる台湾花
蓮-与那国島間横断、島の全くない宮古島-久米島間220キロ横断などが挙げられる。
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