◆総合科学系複合領域科学部門の小﨑大輔講師らの研究成果が、Analytical Methods誌に掲載されました

公開日 2021年8月24日

 総合科学系複合領域科学部門の小﨑大輔講師、森勝伸教授、総合人間自然科学研究科理学専攻2年生(当時)の濱崎真一さん、理工学専攻2年生の土居睦卓さん、味の素ファインテクノ株式会社らのA-STEP(トライアウト)事業関連研究チームによる、「完全閉鎖セル式水銀還元気化法を用いた簡易水銀測定キットの開発」に関する研究成果が、2021年3月7日付けでAnalytical Methods誌に掲載されました。また、同論文は、Analytical Methods誌のフロントカバー及び"Analytical Methods HOT Articles 2021"としても選出されました。

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 今回、小﨑講師らの研究チームは、2020年A-STEP事業に研究課題が採択されたことにより、従来、開放系の石英セルを利用して行ってきた還元気化原子吸光光度法による無機水銀の測定について、試料保管、水銀還元気化、測定や測定後の保管までの全工程を閉鎖系の石英セル内で完結できる新たな手法を開発しました。この手法により、これまで実験室ベースでの運用を想定していた還元気化原子吸光光度法が、現場のオンサイト分析でも運用可能となりました。

 詳細はこちらをご覧ください。

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掲載誌:Analytical Methods

論文名:Simple mercury determination using an enclosed quartz cell with cold vapour-atomic absorption spectrometry

著 者:Daisuke Kozaki, Masanobu Mori, Shinichi Hamasaki, Tomotaka Doi, Souma Tanihata, Atushi Yamamoto, Takeshi Takahashi, Koutarou Sakamoto, Shigeto Funado

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