公開日 2021年8月27日
医学部眼科学講座 岸本達真 特任助教が日本眼感染症学会 学術奨励賞(三井賞)を受賞し、2021年7月23日に開催された第57回日本眼感染症学会において、受賞式及び受賞講演が行われました。
本賞は、眼感染症の優れた課題を研究中で、その業績(一部でも可)を日本眼感染症学会に発表した研究者のうち特に優秀な者に贈られるものです。
岸本特任助教は、抗菌薬非依存性の非常に画期的な治療法であるファージ療法により眼内炎が治療できる可能性を世界で初めて報告し、今後、臨床にも応用が期待できることについて高く評価され、今回の受賞に繋がりました。
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<論文名>
Therapeutic effects of intravitreously administered bacteriophage in a mouse model of endophthalmitis caused by vancomycin-sensitive or-resistant enterococcus faecalis.
Antimicrob Agents Chemother. 2019 Oct 22;63(11):e01088-19. doi: 10.1128/AAC.01088-19
<和訳>
バンコマイシン感受性腸球菌およびバンコマイシン耐性腸球菌によるマウス眼内炎に対するバクテリオファージ硝子体投与の治療効果