公開日 2021年10月14日
総合科学系複合領域科学部門の仁子陽輔助教の研究課題「強散乱体を突破する革新的生体二光子蛍光イメージング技術の確立に向けた超高輝度蛍光ナノプローブの創成」が、公益財団法人武田科学振興財団「2021年度生命科学研究助成」に採択されました。
本助成は、生命科学分野における新たな発見に貢献し、当該分野の進歩及び発展の基盤となる独創的な研究を対象としています。今回の研究課題では、極めて高い輝度を示す蛍光性のナノ材料を創成することにより、これまで不可能であった脳深部領域血管の観察を生体二光子蛍光イメージング技術で可能とし、脳神経や血管疾患をはじめとする種々の疾患の予防、診断、治療技術の創発を目指します。