公開日 2021年11月30日
本学朝倉キャンパスの正門横にあるセンダンの木が、「林木ジーンバンク事業」による「成長や樹形の優れた巨樹?名木」に選定され、このほど種子の採取が行われました。
この事業は、国立研究開発法人森林研究?整備機構森林総合研究所が行っているもので、急速に失われつつある貴重な森林資源の多様性を確保し次世代へ引き継ぐことと、特性評価を行い新品種の開発や関連分野の科学技術へ活用することを目的としており、全国の天然記念物や巨樹?巨木などから種子等が採取されています。
今回採取対象となったセンダンの木は古名を樗(おうち)といい、本学のシンボル的な存在です。
今後は本学のセンダンの種子も遺伝資源として管理されるとともに、品種の解析?開発の研究に活用されることとなります。
参考:林木育種センターで行っている林木遺伝資源の収集?保存事業について(国立研究開発法人森林研究?整備機構HP)