公開日 2022年3月22日
国見産婦人科 國見祐輔院長、本学医学部産科婦人科学講座 前田長正教授らの研究グループは、本学医学部医療学講座(予防医学?地域医療学分野(環境医学))と共同で、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)に参加し母子間における愛着形成について調査?解析を行いました。
調査は、誘発分娩(ぶんべん)を行った約2万組の親子を対象に行い、母親に誘発分娩時に分娩を促すために誘発剤としてオキシトシンを使用したこと及び母から子への愛着形成との関連について解析しました。その結果、母から子への愛着形成についてはオキシトシン使用の有無で変化がなく、オキシトシンは母児の愛着形成に影響を与えず安全に分娩に使用できることが分かりました。
本研究の成果は、188足球直播_篮球比分¥体育官网3年11月24日付で学術誌「Journal of Affective Disorders」に掲載されました。
<論文名>Exogenous oxytocin used to induce labor has no long-term adverse effect on maternal-infant bonding: Findings from the Japan Environment and Children's Study
<和 訳>外因性オキシトシンのボンディング(対児愛着)への影響
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