公開日 2022年8月29日
医学部泌尿器科学講座の波越朋也特任助教が、第110回 日本泌尿器科学会四国地方会の優秀賞候補演題セッションにおいて、演題「小児泌尿器科健診の有用性の検討」を発表し、優秀賞を受賞しました。
本賞は、第110回 日本泌尿器科学会四国地方会において会員から演題を募集し、その中で選抜された8演題の中でも特に優秀な2演題に贈られるものです。
小児泌尿器科疾患の患児の中には、手術適齢時期を逸して受診する患児が少なからず存在します。そのような患児を少しでも減らすため、2021年4月から高知県南国市及び香南市の10か月乳幼児健診において、「小児泌尿器科健診」を開始しました。その結果、要精密検査となり小児泌尿器科疾患が認められた乳幼児数が増加しました。
波越特任助教は本学会で、小児泌尿器科健診を行うことで小児泌尿器科疾患を早期診断し、適切な時期に治療介入することが可能になることを言及しました。全国でも類を見ない、小児泌尿器科健診の先駆者としての初期経験を発表したことが高く評価され、本賞の受賞に繋がりました。
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