公開日 2022年9月26日
大学院医学専攻(博士課程)4年生の中村里菜さんが、日本薬学会物理系薬学部会が主催する第34回バイオメディカル分析科学シンポジウムにおいて「星野賞 優秀発表賞」を受賞しました。
本賞は、薬学者として世の中に貢献することを目指しながら道半ばで早世された星野彩さんの志を受け、御両親や御家族のご支援により2012年からバイオメディカル分析科学シンポジウムに設置された賞で、学生や大学院生の演題の中で特に優れた演題に贈られるものです。
中村さんは、パーキンソン病(※1)の治療薬開発に向け、モデルマウスの作製からシーズペプチド(※2)の探索について報告し、この研究成果が高く評価されたことから今回の受賞につながりました。
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演題名:パーキンソン病治療薬開発に向けたシーズペプチドの同定
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※1パーキンソン病‥脳からの命令が全身にうまく伝わらず体が自由に動かなくなる病気のこと
※2シーズペプチド‥薬となる可能性があるペプチド