公開日 2022年10月20日
大学院理工学専攻2年の川路真子さんが、2022年9月4~6日、10~11日にかけて開催された日本地質学会第129年学術大会(2022年東京?早稲田大会)において、優秀ポスター賞を受賞しました。
日本地質学会が主催している本大会は、地質学分野を主軸に1893年より開催されており、今年で129年目を迎えた歴史ある学術大会です。本賞は、ポスターセッションの審査にエントリーした43件の中から、研究内容のオリジナリティの他、プレゼンテーションのレイアウト?中心点の明示?わかりやすさ?美しさ?斬新さにおいて特に優秀な8演題に贈られました。
川路さんは、2000年代に入って発見された、通常の地震よりも断層がゆっくりと動く”スロー地震”という現象と従来の地震との関係性について研究を行っています。今大会で川路さんは、高知県土佐市で確認されている過去に巨大地震を起こした断層を対象に多角的な分析を行った結果、スロー地震と通常の地震が同一断層で共存していることを明らかにしたポスター発表を行い、その内容が高く評価されて本賞の受賞へと繋がりました。
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発表タイトル:陸上付加体における過去の地震断層を伴う破砕帯のすべり挙動の制約:四国白亜系四万十帯横浪メランジュ
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