公開日 2023年1月13日
大学院理工学専攻1年の坪内優陽さんと野川桜寿さんが、12月9日に開催された「第38回イオンクロマトグラフィー討論会」において、学生ベストオーラルプレゼンテーション賞を受賞しました。
本討論会は公益社団法人日本分析化学会傘下の日本分析化学会イオンクロマトグラフィー研究懇談会が開催しています。今回は学生講演者8名に対して参加者42名が投票し、坪内さんと野川さんが上位2名に選出されました。
坪内さんと野川さんは森勝伸教授の分析化学環境化学研究室に所属し、クロマトグラフィー(※)?木質バイオマスを原料とした材料開発?環境修復について研究しています。討論会では、坪内さんは「HPLCを用いたリン脂質修飾ジルコニア固定相の有機化合物の選択性」、野川さんは「ポストカラムーイオン抽出による高感度分析」という発表タイトルで講演を行い、いずれも素晴らしい研究成果と質疑応答に対する的確な回答が高く評価され、本賞を受賞しました。引き続き彼らの活躍が大いに期待されます。
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(左から)理工学専攻1年の坪内優陽さん、野川桜寿さん
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※クロマトグラフィー‥試料中の成分を固定相によって空間的に分離する手法