公開日 2023年12月12日
日本語教員養成課程を開設している人文社会科学部では、2023年11月29日(水)朝倉キャンパスにて、アクラス日本語教育研究所代表理事の嶋田和子先生を講師にお招きし、「多様な外国人財との共生社会のための日本語教育」講演会を開催しました。当日は学内だけでなく、県内企業や地域団体など、学外からの参加者を合わせて、74名の方にご参加いただきました。
講演では、日本語教育の背景として、外国人財の増加、受入れ制度の見直し、2024年4月の「日本語教育機関認定法」施行と日本語教師の国家資格化など新たな潮流が起きていることが語られました。そして、「日本語を学ぶ」ことの意義は学習者のキャリア(人生)を開くことにあり、日本語教育の本質は現場のコミュニケーション(人とのつながり)を育てることであるという考え方と、その具体的な教育方法をお話しいただきました。
参加者アンケートでは、「言語教育?言語習得に対する意識が変わった」、「日本語教育に関する知識はなかったが、わかりやすかった」、「すごくワクワクして楽しい時間でした」、「もっとたくさんお話を聞きたかった」など、たくさんのお声をいただきました。
日本語教員養成課程で学ぶ学生たちにとっても、教育現場で実践されている方たちにとっても、日本語教育の意義と学習者が「自ら学ぶ力」を育てる方法について知り、深く考えることのできる講演でした。
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