公開日 2023年12月18日
水銀のオンサイト分析の可能性を示す
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大学院理工学専攻1年の坪井春樹さん及び総合科学系複合領域科学部門の小﨑大輔准教授を含む研究グループの研究成果が、日本化学会が刊行する英文の学術論文誌 chemistry Letters 2023年11月版に掲載され、Front cover及びInside coverにも採用されました。
本研究グループは、水銀分析において長時間(3時間)を要する前処理を、アルカリ還元法を導入することで5分以内に短縮しつつ、完全閉鎖セル式水銀分析法を組み合わせ、水銀のオンサイト分析(※)の可能性を示しました。
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<論文名>Simple and Quick Analysis for Mercury in Environmental Water Using Alkaline Reduction along with Enclosed Quartz Cell-cold Vapor Atomic Absorption Spectrometry
論文の詳細はこちらから
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(※)オンサイト分析…分析を必要としているその場で分析?診断を行うもの。出張分析。