公開日 2024年11月5日
本学は、文部科学省が公募する「高度医療人材養成拠点形成事業（高度な臨床?研究能力を有する医師養成促進支援）」に申請し、採択されました。
本事業は、医師の働き方改革を進めながら、医学生及び医学系大学院生に対して、大学病院において、効果的な臨床実習の実施や、研究活動に参画する機会を確保するとともに、教育研究支援者を活用し、研究体制の強化により臨床研究を推進することで、臨床教育?研究に関する知識?技能等を有する優れた医師を養成し、我が国の医学?医療の発展や研究力の強化に貢献することを目的とする取組です。
本学医学部では、「先端医療学研究を軸に展開する、メディカルデータマイニングを活用可能な研究医養成プログラム」をテーマに掲げ、次の3点の推進及び統括タスクフォースにより、高度な臨床?研究能力を有する医師養成を図ります。
?医学情報センターが長年運用?蓄積してきた40年間38万人分の仮名化データベースRYOMA2を、効率的に電子化医療情報から臨床的知見や予測を導き出せるインターフェースのシステムへと発展（RYOMA3へ）。
?臨床実習生等の指導と臨床研究に重点を置く臨床指導医（先端医療フェロー）を配置し、「臨床指導医─専攻医─研修医─臨床実習生」の屋根瓦式指導体制の構築により、医師の働き方改革とともに教育?研究体制を強化。
?次世代医療創造センターの研究支援人材の増員、高度化による支援体制強化。
また、先端医療学推進センター（先端医工学部門：光線医療技術等、再生医療部門：臍帯血の臨床研究、再生医療等製品の開発推進等、情報医療部門：心筋症ゲノムコホート等）を対象とし、事業終了後において他診療科に展開していきます。
詳細については以下、文部科学省ホームページをご覧ください。
高度医療人材養成拠点形成事業（高度な臨床?研究能力を有する医師養成促進支援）：文部科学省 (mext.go.jp)
＜問い合わせ先＞
総務企画課研究推進室
tel：088-880-2797
mail：is21★kochi-u.ac.jp（送信時は★を＠に変更してください）
