公開日 2024年12月19日
大豊町立大豊学園生徒との英語交流会Ⅰ
2024年11月18日(月)に、大豊町立大豊学園8年生(中学2年生)14人が実践的な英語教育の一環として188足球直播_篮球比分¥体育官网に訪れ、本学の留学生4名と英語で交流しました。今回の活動は、本学の留学生との英語交流の経験により英語表現力を高める機会とするとともに、異文化に触れる経験を通して国際理解を深めるという目的で行われ、マレーシアからイザットさん、ネパールからスレスさん、ラツァナさん、インドネシアからアグラさんが交流会に参加しました。
まず、大豊学園生徒による英語での大豊町の観光地、特産品、大豊学園の概要や学校行事、クラブ活動に関する紹介があり、留学生は日本の中学校や大豊町での生活について興味深く耳を傾けていました。
その後、イザットさんからマレーシアの多様性についての紹介がありました。冒頭マレーシアの旗やマレーシアの位置についてクイズが出されましたが、正解率はそれほど高くありませんでした。そして、マレーシアはマレー系と中華系、インド系の人々により社会が構成されており、言語や宗教、食べ物などの文化が異なりますが、英語が共通語なのでマレーシア人は英語が話せるとの説明があり、皆感心していました。
続いて、スレスさんとラツァナさんによる「ネパールはどこにあるのか」から始まるネパールの概要と自然についての紹介がありました。ネパールは世界で一番高い山「エベレスト」があり、仏陀が生まれた場所で、旗は世界でも珍しい特徴的な三角の形をしていることが紹介され、皆驚いていました。また、自然が豊かで美しく、珍しい動物を象に乗って見にいくツアーや滝下りをするラフティング、自然の中でのバンジージャンプなどが紹介され皆興味深い様子でした。
最後に、アグラさんによるインドネシアの概要と文化についての紹介がありました。最初にインドネシアの旗や位置を中学生に当ててもらいましたが、ヒントにより見事に正解し盛り上がりました。インドネシアは1,300の民族により構成され718言語が話されており地域により特徴的な気候や習慣、文化が発展しているとの説明に皆興味津々でした。また、インドネシアの人々は生活が苦しくても笑顔を絶やさず、周りの人々と助けあいながら生活しており、学校や仕事が終わってから皆で集まって食事やスポーツ観戦をするのが習慣になっているとの紹介に皆興味深く頷いていました。
それぞれの発表が終わった後、4名の留学生を囲んで小グループに分かれて10分間ずつ自己紹介や発表に対する質疑応答、「将来の夢」についてグループメンバーで英語で語り合いました。10分経った後、次のグループに移動し質疑応答と話し合いをしあい、4回のグループ活動が行われました。グループを移動するごとに皆表情が柔らかくなり、自信を持って英語でコミュニケーションが取れる様子がうかがえました。そして、交流会が終わりを迎える頃には皆すっかり打ち解けており、大豊学園の生徒からは「コミュニケーションが取れて楽しかった」、「もっと英語で交流したい」、「マレーシアやネパール、インドネシアに行ってみたい」という声が聞かれ笑顔が溢れていました。
留学生からも「皆最初は恥ずかしがっていたが、英語での交流を楽しんでいて短い時間だったが、とても楽しかった」、「次回はぜひ大豊町に訪れてみたい」という感想が寄せられました。皆それぞれが異文化を知るきっかけになり交流が深められ、充実した時間を過ごすことができました。
大豊学園生徒の発表 マレーシアの発表
ネパールの発表 インドネシアの発表
グループ活動 グループ活動