2019.7.20-21希望創発研究会(7月例会)を実施

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2019.7.20-21希望創発研究会(7月例会)を実施

公開日 2019年8月1日

7月20日(土)-21(日)希望創発研究会(7月例会)を延べ86名で実施しました。
7月は前月に引き続き、「問い」を立てられるようになる(資料、データ、現場観察等を通し、常に“本質は何か?”を考える)ことを研究会の状態目標として、下記のプログラムが実施されました。

1日目
基礎セミナー1「インタビュー?アンケートのお作法~信頼関係の築き、仮説を持って接する~」講師 188足球直播_篮球比分¥体育官网 特任教授 加藤 真氏 を実施しました。
今後の活動で様々な場所に赴き現場の方に話を伺う機会が出てくることを踏まえて、インタビューに臨む心構え?事前準備?実施時に気を付けるポイント等を、具体例を交えながらお話いただきました。

4時間程度の個別チーム活動を行った後、基礎セミナー2「面白ロジカルシンキングのすすめ」講師 越前屋 俵太氏(関西大学総合情報学部 特任教授、京都造形芸術大学 客員教授、和歌山大学観光学部 非常勤講師、京都大学変人講座ディレクター)を実施しました。
セミナーでは、受講者を巻き込んで一緒に考える場を作りながら、越前屋氏が、テレビ業界で初めて「街中」をスタジオにしようと着想した経緯やそのときの関係者の反応などの事例を基に、「面白く」ロジカルシンキングの神髄とは何かを熱く語ってくださいました。
「創発するにはお互いが譲っていては無理、本気でぶつかり合うこと。そして、今の自分から出発してはいけない。自分が出来ることをしてる場合ではない。〇〇できたらオモロいんちゃうかなぁ…という願い(希望)を決めたらそれに向かってどうする、死に物狂いで努力するよね。できなければ『残念でした。』でいいじゃない。失敗を恐れるな!」という激励の言葉を熱く強く伝えてもいただきました。
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続いての参画メンバーとのやりとりでは「自分を疑いだした時、根拠のない自信はどうなる?」「越前屋さんの感性はどのような環境で生まれた?」「常識を勉強するとは?」など、受講者の質問を中心に応答していただきました。越前屋氏のご経験や考えを聞き、面白ロジカルシンキングの本質に触れる時間となりました。

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2日目
前日に引き続き、個別チーム活動を行いました。

A1チームはキャンパスを飛び出し、むろと廃校水族館と188足球直播_篮球比分¥体育官网農林海洋科学部の香南市水産研究施設を訪問しました。訪問レポートと写真をご紹介します。

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A1チームでは2018年度、『魚食文化を守る』ために何ができるかを考え、『魚を食べる意義』や『漁業の魅力』を子供たちやその親世代が知る機会を作ることにしました。その手段として水族館に協力してもらって情報を発信することを提案しました。2019年度は前年度の提案をさらに試行錯誤しながら進めていくことに加え、新たなメンバーで『魚食文化を守る』を軸に、新たな課題探索と解決策の提案を目指しています。

今回は、前年度の提案の中で「水族館と連携してどんなことができ、どんなことが困難か?」を考えることと、新たな課題探索のための情報収集という2つの目的をもって、むろと廃校水族館の若月元樹館長にインタビューさせていただきました。水族館を始められたきっかけや、館長の水族館運営の考え方、子供たちが漁業に興味を持つには?、など色々な話をしていただきました。



?インタビュー後は場所を移し、館長のお話から感じたことや、今後の活動について皆で話し合いました。

訪問終了後には「早い段階で現場を見て、現場の声を聞く機会があったのは、自分たちの考えにプラスの影響を与える良いきっかけだった。」「7月という早い段階で現場に行ってインタビューできたことは、検討提案とのギャップを早期に把握するうえで効果的で良かった。インタビューのお作法講義については、タイミングよく参考になった。」との声も聞かれました。
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参加者の声
?今回、チーム内での議論を十分に行えることができたので良かった。事前調査に加えて、じっくり考えて議論を重ねる中で、これまで問題と認識していたことが、無理に「問題」として捻り出したものであることに気づいた。振り出しに戻ってしまったが、このタイミングで気付けて良かったと思う。越前屋氏の講義も、新たな学びを得た。常識を壊したければ、常識を徹底的に学ぶこと。そうすると常識の隙が見えてくる。いきなり常識を壊すことは無理。それを越前屋氏が実践されていることは、言動を見ていて伝わった。

?越前屋氏のプログラムは常識を疑う、と言うことの具現化であり、非常に刺激的で勉強になった。

?今回はほとんどがグループ活動の時間だったが、様々な意見の交換や深堀りを行なった事で各自が思いを再確認、グループで共有できた事で今後の方向性も見えてきた。

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