公開日 2021年10月4日
9月11日(土)-12(日)、188足球直播_篮球比分¥体育官网希望創発研究会(9月例会?オンライン)を実施し、東京など県外企業人、高知県内企業人合わせて13名、学生15名、その他関係者26名の計54名が参加しました。
1日目
基礎セミナー&ワークショップ 「価値」とは何か?「価値創造」とは何か?
講師:山内 裕氏(京都大学)
「サービスとは?」という皆が当たり前に感じているだろう「客に喜んでもらうこと」という答えに対して、本当にそうか?という切り口から、「価値」を改めて考えていきました。午後からは高知県には喫茶店が多いということで、『喫茶店(カフェ)って何だろう』というテーマでチームワークを行い、カフェはおしゃれ、喫茶店は若年層が入店しづらい等の現状から何に価値を感じているかを考えていきました。
報告する参画者の様子
基礎セミナー 「希望創発研究会の進め方 ~皆で考える題材として~」
講師:中島 大輔氏(NECマジメントパートナー株式会社/希望創発センター 客員教員)
研究会では、企業人、学生、教員が共に『持続可能な価値提供』を目指していきます。
1日目午後から2日目午前の基礎セミナー?希望創発研究会の進め方では、そのための共通指針となる各ステップの内容を確認した上で、ステップ毎の大事な点や進め方のヒント等を丁寧に伝えていただいた後、チームで感想や気づきの共有、そして今後のチーム活動の進め方について話し合っていきました。
講師 中島 大輔氏(NECマジメントパートナー株式会社/希望創発センター 客員教員)
「チームワーク」
2日目からは本格的にチーム活動が開始され、多くのチームがメンバーの想いや価値観を大事にしたいと考えて、一人一人の言葉に耳を傾けていました。
<参加者の声>
●「価値」とは何か?「価値創造」とは何か?
?午前中の話は少し難しく理解できているようでわからない部分が多かったが、自分の生活の近くにあるカフェをテーマに考えてみると「客もサービスの中に内包されていて、サービスには客の価値も問われる」ということであったり、理解が深まった。
?寿司屋の話をはじめ「価値」についての考えが変わるよい機会となった。「人は否定されなければならない」などは、普段あまり考えない方向性なので、新鮮に感じた。
?午後にやったチームワークショップで、それぞれがカフェに求める「価値」、カフェが提供している「価値」ってなんだろうと意見交換する中でしっくりき始めた。同じカフェでもある人にとっては「食事処」、ある人にとっては「集中できる空間」…と、人によって感じる「価値」が異なり、それが講義でおっしゃっていた「価値創造」なんだなと思った。カフェ側が一方的に「価値」を押し付けるわけではなく、利用者が一緒に「価値」を作る?解釈する?んだなと。
●希望創発研究会の進め方 ~皆で考える題材として~
?ワークを進めるための基本の形を理解できた点が勉強になったとともに、個々人が異なるアプローチでワークに取り組もうとしている点が印象的だった。まずは現場インタビューから始めることで議論の種を発見しようとする人や、社会情勢や他市町村の事例を参考に仮説を立て仮説に対するインタビューをすることで議論を深める(仮説を検証する)アプローチをとる人もおり、各々の意見を尊重しつつ、全体の進め方の型に沿って目的的に進めることが大事だと感じた。
?チームのワークショップで感想?気づきの意見交換では、社会人のメンバーから共通して出てきたのが「深堀」、学生からは「価値観」という言葉が出てきました。この時点ですでに思考の違い、クセがあることに気づいてことはとても興味深く感じた。
?昨年同じ話を聞いたときにはあまり分からないなと思っていたが、昨年の活動を振り返りながら今回の話を聞くと納得できる部分が多くあった。問いを立て、課題を設定し、仮説検証をするサイクルを繰り返しながら持続可能な解決策を提案することを軸に楽しく活動していきたいと思った。
?自分自身、またチームが今どういう状況にあるのか、どういうステップにいるのか、を俯瞰しながら活動を進めていきたい。また、まずは、メンバーの相互理解を深めたいと思った。志の樹立、チーム活動での発言のしやすさ、チーム内での認識のすり合わせ、その他さまざまなことに恩恵を与えるその一歩が、メンバーのことを知ることだと感じたからだ。また、他人を知る一方で、自分を知る?客観視することも意識したいと感じた。自分の行動や意見の背景が、自ら理解できていないことも多いと思う。チーム活動では、それを理解することによって、突破口が見えることもありそうなので、意識的にその背景まで考えるように努めたい。
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