公開日 2023年6月23日
6月10日(土)-11(日)、希望創発研究会(6月例会?対面)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて10名、学生8名、その他関係者15名の計33名が参加しました。
1日目
『超芸術トマソン』グループ活動
まず、渡辺センター長からこの1年間共に活動をするチーム編成が発表されました。学生と企業人が混在する5、6名が1チームとなり、2023年度は4チームで活動を行います。
「超芸術トマソン」について講師?谷 俵太氏から説明がありました。どんなところを巡ろうかと作戦会議を行った後、大学を飛び出して市街地でのチーム活動を行いました。
2日目
「参画者みなさんの『超芸術トマソン』」、「トマソンの形式知化」
各チームで見つけた『超芸術トマソン』の共有では、日常生活で意識しないモノに焦点を当て、見つけた時の状況や驚きについて、笑いを交えた発表が行われました。見つけたものにストーリー性を持たせて発表したチームもあり、意識することで見えてくる世界の広がりを皆で感じました。
共有の後、教育心理学?認知心理学が専門の講師 縣 拓充先生(千葉大学)をオンラインにてお迎えし、今回のグループワークは、「私たちは普段驚くほど多くのことを見逃している」ことを体験的に知ることで、それまでの見方と異なる「新しい視点」を獲得する機会になっていることを様々な実証実験結果も踏まえて認識するセミナーとなりました。
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講師 谷 俵太氏(本学客員教員)、縣 拓充氏(千葉大学)
午後からはチーム対話が行われ、この2日間を振り返り、そして、1年間苦楽を共にするメンバーと相互理解を深める大切な時間となりました。
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<参画者の声>
■超芸術トマソン、トマソン形式知化から学べること
?自分が見えていないものがとても多いということに気づいた。自分がこう見えると感じたことも他の人に聞くと全く別の見方をしていることもあり、視野が広がったような感覚を得られたと同時に、もっと他の人からの意見や考え方を知りたいと思った。
?この活動を通して、一番自分の考えが変わった部分は、積極性を持とうと思ったことです。これまでは考えたこと等は自己完結していたので人と共有することは少なかったのですが、今回の体験で意見を出すことの大切さを学びました。
?自分がいかにあらゆるものを「当たり前」として見過ごしてきたかに気づくことができた。仕事を効率的に行うために「何故か」を深く問うことを意図的に省略していたと思う。
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