公開日 2023年9月4日
8月19日(土)-20(日)、希望創発研究会(8月例会?オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて11名、学生9名、その他関係者13名の計33名が参加しました。
1日目
振り返り「希望創発研究会の進め方」
【ワークショップ1】「チームの“問い”を立てるために」
はじめに中島大輔氏(客員教授?日本電気株式会社)から、前回7月例会の振り返りを行った後、講師?広石拓司氏(株式会社エンパブリック)によるワークショップが行われました。私たちが直面している “社会問題” は複雑な構造であることを学び、チームで“問い”を立て、深めていくための様々な視点を得る機会となりました。
午後からはグループ毎にブレイクアウトルームに分かれ、個人が持ち寄った“社会問題”を基にチームで議論を進めました。
2日目
各チーム進捗共有
【ワークショップ2】「チームの“問い”を立てるために」
1日目にチームで話し合ったことを共有し、広石氏から今後の検討すぺきポイント等についてアドバイスをいただくワークショップが行われました。それを受けて、午後から“問い”を深める議論が各チームで行われました。
<参画者の声>
■ワークショップ1?2「チームの“問い”を立てるために」を受講し、チーム活動を含めてどのような体験をしたか。(体験の内容と感情の動き等)
?目の前の社会問題に対して解決策を一つずつ考えるのではなく、なぜそのようなことが起こっているのか深堀して理解していくことが大事だと思った。またメンバーの考えを聞き、議論を深めることで、自分たちがこうなったらいいという大きなあるべき姿を共有し、それを達成するためにはどうしたらいいか徹底的に議論したいと思った。
?自身の知識や情報を踏まえて、どのように問いと向き合っていくのか、個人の視点?全体の視点のように複数の視点から議論を行っていく重要性を認識することができた。
?複雑な問題を簡単にすることなく、複雑なものは複雑なものとして熟考することが重要なのではないか
?社会問題と呼ぶと大きく見えてしまい、どこか他人事感や個人で何ができるのか分からない感覚を得てしまっていた。しかし、身近な問題を落ち着いて深掘りすると様々な社会問題が影響を与えており、日々対応している小さな問題も社会問題によるものでもあると捉えると、かなり身近な問題のように感じることができるようになった。
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