2024.5.11-12希望創発研究会(5月例会?オンライン)を実施

ホーム > 希望創発研究会 > 例会実施報告

2024.5.11-12希望創発研究会(5月例会?オンライン)を実施

公開日 2024年6月19日

2405_001_all_1_800.jpg

 5月11日(土)-12日(日)、188足球直播_篮球比分¥体育官网6年度の初回となる希望創発研究会(5月例会?オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて8名、学生10名、その他関係者16名の計34名が参加し、センター長挨拶から研究会がスタートしました。


1日目
「理念醸成セミナー-希望創発センターとは?-」、「希望創発研究会の進め方~皆で考える題材として~」他

2405_002_ooshima_800.jpg

 まず、大島副センター長から、本センターの設立に至った経緯を紹介した後、「我々の住む世界」、「『考える』ということ」等の今後の活動のベースとなる考え方について、様々な事例を挙げながら説明が行われました。

2405_003_ooshima_800.jpg

 続いて、渡辺センター長から自身の変化を確認するための自己分析について、また、1年間終了時にチームメンバー間で行われるピアフィードバックについての説明がありました。

2405_004_nakashima_800.jpg

午後からは中島大輔氏(本学客員教員)による、希望創発研究会の概要、イノベーションとは何か、研究会の進め方、チーム活動の心構えについて等の講義がありました。
また、小グループに分かれて、自己紹介を行い、午前の講義で気になった点等をテーマに話し合う時間を持ち、1日目が終了しました。

?

2日目
「自己紹介インタビュー(参画者、教員)」

 講師の谷 俵太氏がインタビュアとなり、参画者と教員の一人一人にインタビューをする形で自己紹介を行いました。


講師 谷 俵太氏(本学客員教員)

2405_005_tani_800.jpg

「創発とは?」
 午後からは、鈴木紀之先生(188足球直播_篮球比分¥体育官网)による、ご自身の研究に基づく創発とは?の講義がありました。
その後、県外、県内の5,6名の小グループに分かれて、「創発とは?」をテーマにざっくばらんに話をしました。「創発」について、様々な考えを出し合い、見えている世界の違いも感じるセッションとなりました。

2405_006_all_2_800.jpg

2405_007_hokin_800.jpg

「希望創発学生活動(Seekers)から」
 希望創発研究会が始めて開催された2018年度に、社会人と対等な立場で対話をすることにハードルを感じた学生が多くいました。そこで、学生が自信をつけ、自分から話せるようになるために学生企画としてSeekersが設立されました。対話すなっく(哲学カフェ)を始め、現在では様々な活動が展開されています。代表の本学特任助教?宝金さんより動画等もあわせて説明がありました。

2405_008_hokin_2_800.jpg
 188足球直播_篮球比分¥体育官网6年度は、本学職員2名の参画を含む計8名の参画企業人が、全国から188足球直播_篮球比分¥体育官网に集まります。また、企業人と話が出来る貴重な機会に魅力を感じた学生が様々な学部から登録をしています。『共に語り、共に学び、共に創る』仲間たちが集まり、希望創発研究会の188足球直播_篮球比分¥体育官网6年度の活動が始まりました。

?

<参画者の声>
■あなたが理解した「センターの理念?基本方針」

?希望創発センターは、課題解決機関というよりは人材育成機関の側面が強いと思います。もちろん、一年間の活動を通して、設定した課題にたいするアウトプットができて、事業化するところまでいけばそんなに素晴らしいことはないと思います。ただ、もしそうならなかったとしても、そこでの経験を、参画者それぞれの組織や環境に持ち帰るということが必要なのだと思います。

?今後も続いていく社会の担い手の一人として、我々はどう生きるべきなのかという問いに対して社会人と学生が話し合いをする場所である。この問いの部分では、身近な高知県の問題を通し、今後の社会について考えていく。

?センターの理念?基本方針は「対話と思索」のもとに「創造の時間」を愉しむことです。
様々な課題に対して特に「Why?」に着目しながら、希望を創発させることに要点を置いていると感じました。

■創発とは?
?不安は可能性に変わるチャンスで逃げずに一歩踏み出す考えは、私が属している企業のDNAである『やってみなはれ』の精神にも通じるところがあるので自分から関わるから面白い。

?創発は結果として振り返った際に確認できる性質のものであると個人的には理解した。そのため、今回の研修中では最後に振り返る時までは創発を意識せず、研修中はチーム内に意見を出すプロセスに注力すること、また個人としての意見を何かしらもって望むことが必要だと感じた。

?去年実際に創発的な議論の飛躍を何度か経験した。今回の講義はまさにそのことを思い出させるような内容であった。去年の経験から得た、他者と関わることで何か新しいものを生み出せる感覚を大切にし、前回とは違う他者との間でも創発的な展開を生み出したい。

上へ