公開日 2024年9月7日
8月24日(土)-25(日)、希望創発研究会(8月例会?オンライン)を実施し、県外社会人、高知県内社会人合せて8名、学生12名、その他関係者14名の計34名が参加しました。
1日目
【基礎セミナー】「身近にある(けど見落としがちな)「問い」に向き合おう!」
この一年チームで取り組む研究テーマを見つけるため、講師?広石拓司氏(株式会社エンパブリック)によるワークショップが行われました。
変化の時代に求められるのは、問いへの向き合い方であることについて話がありました。それを受けて、午後から『自分の「問い」』をチームで対話をしながら考えました。
講師 広石 拓司氏
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2日目
【基礎セミナー】「「私にとって大切な問い」を見つけよう!」
2日目午前も1日目に引き続き講師?広石氏のセミナーが行われ、現状の裏返しではなく、実現したい未来を描くことの大切さについて話がありました。その中で、一人で考えるのではなく、チームメンバーと対話をすることで考え方や物事の見方が拡張するという話があり、それを踏まえて午後からグループ毎にブレイクアウトルームに分かれ、議論を進めました。
「問い」を考える中で、同じ物事に対しても違った考え方、感じ方があることを体感し、自分の考えを深める機会になった2日間でした。来月も「問い」を考える研究会は続きます。
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<参画者の声>
■ワークショップ「身近にある(けど見落としがちな)「問い」に向き合おう!」を受講し、チーム活動を含めてどのような体験をしたか。(体験の内容と感情の動き等)
?1つの課題に対して複数の解決案があることが非常に面白かった。人によって異なる視点(様々な解決案)を持っていて、またその違いは個々の経験によるものだということが興味深かった。
?ワークショップの本筋からは逸れてしまいますが、グループワークを通して、社会人の方の情報処理能力の高さを実感した。具体的には、私の発言が言葉足らずであったり冗長な説明になってしまっても、的確に要点を捉えて簡潔にまとめてくださったため、チームメンバー同士で意見の共有が円滑に進むだけでなく、自分自身の考えを整理することができた。
?答えよりも問いの中にその人が見えるというところが印象的だった。
■セミナー「「私にとって大切な問い」をみつけよう!」を受講し、その後のチーム活動を含めて、あなたがどのような体験をしたのか
?「問い」を見つけるのは簡単そうで難しい、と思いました。魅力のある高知県にするには「ゆとり」が大事なのか「賃金」が大事なのか、人とのかかわりあいが大事なのか。私自身は「賃金改善」が必要だと思っていますが、そう思っていない方もいていろんな方の考えを聞きいろいろ考えさせられました。
?課題解決のためには、未来の姿を描くことが大事であり、また、現状の課題の裏返しの未来を描くのではなく、具体的な望む未来の姿を描くことの重要性について知れた。今あるものをどのように活用すべきか、という視点は、これからの社会に必要なものだと感じた。