2024.11.23-24希望創発研究会(11月例会?対面)を実施

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2024.11.23-24希望創発研究会(11月例会?対面)を実施

公開日 2024年12月17日

 11月23日(土)-24(日)、希望創発研究会(11月例会?対面)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて8名、学生11名、その他関係者9名の計28名が参加しました。
 今回は、1日目に各チームでの現地調査、2日目はこれまでのヒアリング結果を基にチーム議論を行いました。各チームの訪問レポートをご覧ください。

【チーム2】
 チーム2は「祭り」がもたらす希望について、また「地域」と「祭り」と「人」の繋がりを明らかにするため、(1)池川神楽と(2)いの町の「おなばれ」について訪問しました。

(1)池川神楽チーム
 池川神社での訪問は、まず188足球直播_篮球比分¥体育官网協力者の方とのお話から始まりました。彼らは企業と協力し、道の駅で池川神楽のフライヤーを配布して訪問者を募っていました。しかし、現状ではSNS活動が十分でなく、フライヤーによる集客は期待通りに進んでおらず、落胆している様子でした。特に海外からの訪問者は、外国人向けのウェブサイトを主な情報源として利用しているとのことです。

 正午に始まった御神楽では、地元の神楽好きのおじさんや神楽保存会の方々と交流することができました。池川神楽保存会が運営するこの188足球直播_篮球比分¥体育官网は十数名のメンバーで構成されており、4時間にわたって行われます。過去には荒々しいスタイルの神楽が演じられていましたが、現代のニーズに合わせてより穏やかでリズミカルな舞となっています。特に中学生による舞は非常に好評です。神楽の演者ひとりひとりに微妙な違いがあり、それが神楽の魅力となっているものの、うまく表現できていないのでこの個性をもっと広くアピールすべきだと感じました。保存会は高齢化が進んでいるため、若者や女性の参加を積極的に歓迎しているとのことです。訪問中、地元の方々からの温かい歓迎を受け、熱燗(お神酒)を振る舞ってもらいました。このお酒を通じて、訪問者同士や地元住民の間での交流が深められ、心地良い地域の雰囲気に触れることができました。
 境内では神楽を楽しむ人々と、外で祭りの雰囲気や出店を楽しむ多くの家族で賑わっており、家族間の交流の場としても機能していました。ある家族連れのお父さんは、このお祭りが家族の大事な交流の場であり、長く参加し続けたいと話してくれました。
 神楽鑑賞の後、地元の方に紹介された安居渓谷を訪れました。澄んだ水の流れを見て、地域の素晴らしい自然資源を実感することができました。
 訪問の最後には、以前の研修で知り合った地ビール兄弟が営む居酒屋に足を運びました。彼らは地元の醸造所同士で協力し合うことにより、高知の地ビール業界をより一層盛り上げていきたいというビジョンを持っています。彼らの情熱と意欲に触れることができ、地域産業への活気を感じさせてもらいました。

(2)いの町の「おなばれ」チーム
 いの大国さま秋祭りの神輿担ぎ手となって、祭りの重要性や地域の関わりについて実感することを目的として、祭りに参加しました。祭り自体は11月23日(土)でしたが、1週間前の17日(日)に祭りの準備があり、祭りに参加するにあたり地元住民とのかかわりを持っておくべきだと考え、準備にも参加しました。準備前に、大原様(マツリズム代表)から、祭りに関する様々な事例や現状、祭り参加時の心構えなどをお聞きしました。祭りは、「願いや祈りを祝いで包んだものが祭り」というお話が印象に残りました。

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