2024.12.14-15希望創発研究会(12月例会?オンライン)を実施

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2024.12.14-15希望創発研究会(12月例会?オンライン)を実施

公開日 2024年12月25日

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 12月14日(土)-15(日)、希望創発研究会(12月例会?オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて7名、学生11名、その他関係者15名、参画企業関係者5名の計38名が参加しました。

1日目
進捗状況報告、チーム対話

 これまで半年間、各チームで取り組んできた研究活動の進捗状況について報告を行いました。これは3月に行われる最終報告に向けて、質問や意見をいただくことで自チームだけのチームワークでは気づけなかった課題や問題点に気付き、残り3ヶ月となった研究会活動のブラッシュアップの機会になっています。チームメンバーがシャッフルされた小グループに分かれて、研究テーマに込めた想いやプロセス等の報告を行いました。その後、コメンテーターの中澤二朗氏(元 新日本製鐵株式会社)による総評が行われ、3チームとも地に足の着いた発表で、真摯で真剣さを感じ、今までの物差しでは測れない世界を見据え、新しい物差しを作ってくださいとあついエールが送られました。

 午後からのチーム活動では、ZIGZAGや総評でいただいた意見を持ち寄り、対話を重ねました。


2日目
協働セミナー「ビジネスモデルの視点-持続可能な価値提供の視点から各チームの活動を点検?展望する-」
講 師:中島 大輔氏(日本電気株式会社/188足球直播_篮球比分¥体育官网客員教員)

 良いことを継続できるようにして世の中を変えていく、そこに繋げていきたいという想いでこのセミナーを行っています。志を形にしていく過程をイメージする目的で、「ビジネスキャンパスモデル」を活用したワークショップを実施しました。各チームで進めてきた議論の内容を共通のフレームに落とし込む中で、チーム間での共通認識を図り、全体像の把握を行いました。参画者からは「曖昧なことが浮き彫りになった。」「自分たちが考えていることを、夢物語で終わらせないために、ビジネスを考えるためのフレームを用いることで、実現までの道のりを明らかにするための手助けをいただいたと感じた。」という感想がありました。

チーム対話
 午後からはセミナーで得られたヒントを踏まえて、チーム対話を行いました。最後に学生団体Seekersの活動といて、来年2月7日に188足球直播_篮球比分¥体育官网で初めてサマセミ型学びの場となる「おらんくのセミナー」を開催すると報告がありました。

その2

 今回の例会では、これまでのチームでの活動を報告することで、曖昧な部分が明確になり、具体的に取り組むヒントを得られたようです。残すところ3か月となった希望創発研究会。今後も研究活動は続きます。

<参画者の声>
■協働セミナー「ビジネスモデルの視点」での学び、感情の動きなど

?言語化された事例ではなく、その根底にある価値観などを対象とした問いが必要だと改めて感じた。さらに、言語化された(しやすい)問題は既に解決されていることが多いため、希望創発では、個々の価値観に目を向けることが重要だと感じた。

?ビジネスモデル=持続可能な価値提供について、前提含めこれまで議論できていない要素が複数あった。(顧客とするのは誰なのか、その人にどうなってほしいのか、自分たちが提供したい価値は何か…など)幸せや地域への愛着についてこれまで時間をかけて考えてきたことを大切にしつつ、地に足をつけていきたいと思った。

■進捗状況報告会やセミナーを踏まえて、両日のチーム活動で得た「結果(分かったこと)」、それを踏まえて「次回以降どうするのか」
?ジグザグでいただいたアドバイスや、今日のワークシートを踏まえてビジネスモデルの形で考えてみると、これからプロトタイプを考えていく上で必要な要素が判明した。次回以降は、先行事例を各自で集め、私たち独自の取り組みを考えていく。

?なぜ、なに、~とは、どうやって、こだわりポイント フレームの中でこれまでの議論の整理が改めてできた。
ビジネスモデルの構築に向けた議論しきれていないポイントを深めていきながら、持続的な価値提供をチームで考えていきたい。

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