公開日 2024年12月2日
2024年夏季インターンシップは8名の学生が3社の企業(高知機型工業株式会社、株式会社高南メディカル、有限会社戸田商行 ※50音順)に受け入れていただき、実施しました。
取り組みにあたり、関係企業の皆様には多大なるご協力を賜りました。
プログラム一覧
プログラム名をクリックして詳細をご覧ください
セル | セル |
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日程 | プログラム名 |
2024年7月3日 | マインドアップセミナー |
2024年7月6日 | チームビルディング(1)?目標設定(1)セミナー |
2024年7月20日 | チームビルディング(2)?目標設定(2)セミナー |
2024年7月25日 | 目標設定塾(企業向け)?実習先企業の担当者と学生の顔合わせ |
2024年8月22日 | マナー研修会 |
2024年8月26日?9月15日 | 実習 |
2024年9月2日 | 中間モニタリング |
2024年9月19日 | 事後モニタリング?目標設定総括セミナー |
2024年9月30日 | 目標設定総括塾(企業向け)?振り返り報告会 |
マインドアップセミナー
7月3日(水)マインドアップセミナーでは、夏季のインターンシップに向けて共に取り組む学生さんの初顔合わせを行いました。学生さんは、緊張感や不安感を抱きながらの活動でしたが、企画の中でお互いの趣味や好きなことについて、話し合いや質問し合う中でメンバー同士の共通点や人間性などを理解し絆を深めることができました。
チームビルディング(1)?目標設定(1)セミナー
7月6日(土)インターンシップの事前準備としてチームビルディングセミナー(1)?目標設定セミナー(1)を実施しました。
SBインターンシップは3人一組で企業実習に参加するため、チームビルディングセミナー(1)では、各人の個性やチームに対する考え方に関する相互理解を深め、チーム活動の基礎を固めるプログラムを行いました。
続いて目標設定セミナー(1)では、目的と目標を持って実習に参加することの大切さを学び、個々で改めて「自分自身」の人生の繋がりについて振り返り、チームディスカッションを行い、個人の目的と目標について考えました。
<セミナー参加学生の声>
□チームビルディングセミナー(1)
?何かミスをしても、そのミスをした原因、どうすればよかったのかをチームで話し合える力があると、チームでさらに上のステップへ上ることが出来ると思う。失敗を経験として終わらせるのではなく、次にどう活かすか考える材料にするようにしていきたい。
?チームと協力しながらお互いに高め合える関係性を築くことが大事であると考える。それを実現するためにもチームとは何か、良い関係性を築くためにどうすれば良いかということに考えることができたこのセミナーは非常に有意義なものになった。
□目標設定セミナー(1)
?目標設定セミナーでは、特に自分の人生史について考えることが印象的であった。私の人生のターニングポイントに置ける感情を考えることで、何に関心を持ち、どのような共通項があるのかを考えることが出来た。そこから、私にとって大事なことや価値基準を客観的に見ることで、インターンシップにおける目的が一つ見出せたと感じる。この経験から生み出された目標が自分の仕事に対する意義や、やりたいことに繋がるのではないかと考えた。
?インターンシップに参加する目的をなぜ必要なのか、達成できると何を得ることができるのか改めて書くことで目的を達成させる重要性などを明確に考えることができた。
チームビルディング(2)?目標設定(2)セミナー
7月20日(日)チームビルディングセミナー(2)?目標設定セミナー(2)を実施しました。
チームビルディングセミナー(2)では、「チーム目標が達成されるチーム」を作るために、自分ができること?すべきことを話し合いました。
続いて、目標設定セミナー(2)では前回立てた個人目標を講師のアドバイスを受けながらブラッシュアップした後、チーム目標を考える時間を持ちました。
<セミナー参加学生の声>
□チームビルディングセミナー(2)
?それぞれの個人目標だけでなく、チーム目標を達成するにはお互いを思いやる心や共に成長したいと思うことがチーム作りに必要であると思った。
?チームのメンバーの考えや思いを相互に理解することで有意義にチームとして活動が行われると考え、実習中も自分だけでなくメンバーのことも意識するように心がけたい。
□目標設定セミナー(2)
?私は今回の目標設定セミナーを通して、チームメンバーの大切にしたい人生理念や目的?目標、ゴールなどを知ることによって個人として、チームメンバーの目的を達成するために自身が出来ることなどを考えるきっかけとなった。
?チームのメンバーの考えや思いを相互に理解することで有意義にチームとして活動が行われると考え、実習中も自分だけでなくメンバーのことも意識するように心がけたい。
実習先企業の担当者と学生の顔合わせ
7月25日(木)実習先企業の担当者と学生の顔合わせを実施しました。15日間のインターンシップでお世話になる企業の担当者に対して、学生が自己紹介を行うとともにインターンシップへの意気込みを企業側に伝えました。
マナー研修会
8月22日(木)マナー研修会を実施し、インターンシップ参加前にマナーの基本となる考え方や敬語の使い方、電話応対などを学びました。
実習
15日間の実習を実施しました。それぞれが課題について伝え合い、支え合い、話し合いながら活動を行いました。仕事に対する達成感や責任感を体験できた非常に貴重な機会となりました。
中間モニタリング
9月2日(月)インターンシップがスタートして1週間のタイミングで中間モニタリングを実施しました。
感想?目標の実現状況?受入れ企業の社員との関係や今後の取り組みについてチーム毎にヒアリングを行いました。学生は1週間の経験や気づきを踏まえ、残り2週間で意識して取り組みたいことは何かを具体的に考えました。そして今後の決意表明を一人ずつ発表し、気持ちを新たに明日以降取り組みます。
事後モニタリング?目標設定総括セミナー
9月19日(木)事後モニタリング?目標設定総括セミナーを実施しました。
事後モニタリングでは15日間のインターンシップの感想をヒアリングし、チームメンバーそれぞれが具体的な仕事や人間関係の中で感じたこと?考えたことを思い出し、共有し合い、学び?経験したことを今後どのように活かしていくのか話し合いました。
目標設定総括セミナーでは事後モニタリング内容を踏まえ、インターンシップの全体的な総括や意味付けを行い、6ヶ月後の振り返り報告会に向けて活動計画を立てました。
振り返り報告会
9月30日(金)振り返り報告会を実施しました。
ご協力いただいた企業様にも参加していただき、インターンシップの中で考えたことや学んだことを共有し合い、学生は具体的なエピソードを交えて発表するとともに、今回の経験をこれからの学生生活にどう生かしていくのか、「何を伝えたいか」を検討し、発表しました。
<報告会参加学生の声>
?心持ちについて、印象に残っている言葉が2つある。まず、社長の「お客様は他の社員も含めて、自分以外の全員のことを示す。そのお客様がどんなことをされたら嬉しいのか考えながら行動する。」ということである。2つ目が社員さんから頂いた、「周りの人がいて自分の仕事が成り立つ。常に感謝しなければならない。」ということである。バイトでも業務に慣れたり、学生生活を送ったりしていると薄れてしまう考えである。しかし、そこを意識するだけで、仕事への向き合い方が変わってくることを3週間で感じた。自分自身意識していきたい考えである。他にも伝えきれないほど、この3週間で得た学びがあった。何か自分の選択に迷った時は、日報や週報、メモを読み直そうと思った。
?自分に向いている役割を決める必要はないのだと感じた。決めつけるのではなく、どの役割、立場の人の気持ちを分かるように、また柔軟に動き、それぞれの場に合った自分の役割を発揮できるようになりたい。さらに、インターンシップ中のチームでの活動で自分が主体で動く経験を行い、自分は「主体で動く役割は苦手」だと感じた。しかし、主体で動くことへの苦手意識のままにせず、これからの班活動の場では自分主体で動くことを恐れず、苦手意識克服の場であると考えていきたい。また、前にも述べたように私も「働くことが生きがい」と考えられるような仕事を探し、就きたいと考えている。そのためには、自分に合った仕事に就くことが大切である。今から自分の興味がある地元を支える仕事や会社を探していき、自分に合った「この仕事が生きがい」と言うことができる仕事に就きたい。
?今回の報告会と交流会を通して、改めて感じたことは「インターンで得た学びをこれからの生活、次に機会につなげる」ということである。私が今回のインターンで得たことの一つに“考え方”がある。自分が行う行動で感じたことについて「どうしてそう感じるのか」という“なぜ”という部分に着目する考え方を知ることが出来た。自分について考えることは、自分を知るという点でとても重要なことである。これはいわば「自己分析」であり、就活でも必要になってくることである。実習中の振り返りでSVさんが話していた、「自分自身に矢印を向ける」ということを意識してこれから行うであろうインターンや学生生活でを送っていきたい。