中国四国医療情報学研究会 若手研究奨励賞受賞
当センター先端医療学コース所属の医学科3年生 折戸 郁星さん(受賞時は医学科2年生)が、2021年3月にオンライン開催された第46回中国四国医療情報学研究会において行った口演発表、「AKIからの回復にかかる期間を変化させる因子について」が若手研究奨励賞に選ばれ、表彰されました。
中国四国医療情報学研究会は100人以上の参加者がある医療情報学分野の中国四国地方研究会であり、「若手研究奨励賞」は学生による筆頭演者の発表演題の中から特に優れた演題にのみ授与される賞です。大学院生(社会人大学院生含む)の発表も審査対象に含まれ、かつ絶対基準により評価されますので、学部学生が受賞したというのは快挙と言えます。
受賞した発表では、本学医学部の匿名化研究用データベースに38年間蓄積された膨大なデータを用いて、急性腎障害(AKI)からの回復に要する時間に着目し、その要因を統計学的な手法によって明らかにしました。データベースを使用したAKIの研究は当センター先端医療学コースの諸先輩方も多く実施しており、先輩方の様々な知見を引き継ぎ、活用した研究となりました。
折戸さんおめでとうございます!
※ 受賞式は医学情報センター内実習室にて、各種感染対策を講じた上、実施いたしました。