がん治療の前に
将来のご自身の子どもについて
考えてみませんか
がん生殖外来について
近年、若くしてがんを発症する患者さんが増えています。若年患者に対するがん治療は内容(例:手術療法、化学療法、放射線療法、骨髄移植等)によっては卵巣や精巣などの性腺機能不全により、患者さんの妊娠のしやすさ(生殖機能?※妊よう性)を低下させたり、子宮、卵巣、精巣などの生殖臓器の喪失により将来子どもを持つことが困難になることがあります。
2020年4月より、当院産科婦人科では、生殖機能温存についての十分な情報や医療の提供により、若年がん患者さんが希望を持ち続けながら治療を行える支援体制を整えました。どうぞお気軽にご相談ください。
2020年4月より、当院産科婦人科では、生殖機能温存についての十分な情報や医療の提供により、若年がん患者さんが希望を持ち続けながら治療を行える支援体制を整えました。どうぞお気軽にご相談ください。
※妊よう性:「妊娠するための力」
生殖機能温存
(妊よう性温存)とは
妊娠するためには卵子と精子が必要となり、卵巣、子宮、精巣などが重要な役割をはたしています。がんの治療ではそれらの妊娠に関わる臓器にがんができた場合だけでなく、一見妊娠と関係のないような臓器にがんができた場合でも、生殖機能に影響してしまい、妊娠するための力が弱まったり、失われたりすることがあります。
そこで将来自分の子どもをもつ可能性を残すために、卵子や精子、受精卵を凍結保存する「生殖機能温存」という選択肢も加わってきました。
まずはがんの治療を受けることが大前提ですので、必ずしも希望通りにならない場合もありますが、将来子どもを望むのか、治療前に考えてみることも大切です。
そこで将来自分の子どもをもつ可能性を残すために、卵子や精子、受精卵を凍結保存する「生殖機能温存」という選択肢も加わってきました。
まずはがんの治療を受けることが大前提ですので、必ずしも希望通りにならない場合もありますが、将来子どもを望むのか、治療前に考えてみることも大切です。
がん生殖外来のご案内
- がん生殖外来での相談は予約制です。
- 相談にかかる費用は自費となります。
- ご相談希望者は現在のがん治療担当医にご相談ください。
がん生殖外来の相談について
診療日時 |
火曜日?木曜日 15:00?16:00 (緊急を要する場合はお電話でご相談ください) |
---|---|
相談費用(自費診療) | 5,280円税込(1回30分までの場合) |
凍結保存の対象 | 女性:40歳まで 男性:年齢制限無し |
凍結保存にかかる費用 |
精子保存 おおむね 5万円 卵子保存 おおむね 30万円 受精卵保存 おおむね 35万円
※ご本人の状態によって金額が変わります。長期の保存になった場合は別途費用が発生します。
※凍結保存にかかる費用について、高知県独自の補助制度があります。
リンク: 高知県小児?AYA世代のがん患者等の妊よう性温存治療費の助成について
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/2021032100061.html |
連携機関 |
レディスクリニックコスモス?高知医療センター (県外卵巣保存可能機関名)未定 |
診療日時 |
---|
火曜日?木曜日 15:00?16:00 (緊急を要する場合はお電話でご相談ください) |
相談費用(自費診療) |
5,280円税込(1回30分までの場合) |
凍結保存の対象 |
女性:40歳まで 男性:年齢制限無し |
凍結保存にかかる費用 |
精子保存 おおむね 5万円 卵子保存 おおむね 30万円 受精卵保存 おおむね 35万円
※ご本人の状態によって金額が変わります。長期の保存になった場合は別途費用が発生します。
※凍結保存にかかる費用について、高知県独自の補助制度があります。
リンク: 高知県妊よう性温存治療費補助金交付要綱
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/2020031100089.html |
連携機関 |
レディスクリニックコスモス?高知医療センター (県外卵巣保存可能機関名)未定 |
相談実施までの流れ
(お申し込み方法)
- 相談を希望される方は、まず現在受診をしている医療機関の主治医にご相談ください。
-
主治医から、当院の予約センターに「がん生殖外来専用 FAX 送信票?紹介状」をFAXにて送信ください。
FAX:088-880-2774
「がん生殖外来専用FAX送信票?紹介状」ダウンロードはこちら ? -
当院の予約センターから予約日を主治医にお知らせ致します。
お手数ですが、当方から送信した「予約票」を患者さんにお渡しください。 -
受診当日は、紹介状の原本(その他必要な検査所見等)と予約票を持参頂き、
当院の2番窓口にお越しください。
相談を受ける上での留意事項
- 相談者は原則患者さんご本人に限ります。ご本人の同意があればご家族もご一緒頂いて構いません。
- 相談に際しては、現在受診されている主治医からのFAXでの申し込みが必要です。患者さん?ご家族からの予約は受け付けておりません。
- 未成年の患者さんは保護者同伴が必要になります。
必要な書類
がん生殖外来専用FAX送信票?紹介状
こちらは適宜患者さんへの説明にご活用ください
がん生殖外来のご案内
患者さん向け 生殖機能温存(妊よう性温存)とは
予約申込窓口
予約センター
電話番号:088-880-2773 /
FAX番号:088-880-2774
(月?金 8:30?17:00 土?日?祝日除く)
FAX番号:088-880-2774
(月?金 8:30?17:00 土?日?祝日除く)
その他お問い合わせ窓口
がん相談支援センター
電話番号:088-880-2179
(月?金 8:30?17:15 土?日?祝日除く)
(月?金 8:30?17:15 土?日?祝日除く)
リンク集
- 高知がん診療連携協議会
- 高知生殖医療部会─準備中─