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前立腺肥大症手術(CVPレーザー)
前立腺肥大症前立腺は、膀胱と陰茎の間に位置する、クルミほど(約20g)の大きさの男性固有の器官で、精液の一部を作る機能を持っています。この前立腺が加齢とともに肥大することにより、尿道を圧迫して排尿障害の原因となるのが前立腺肥大症です。前立腺肥大症は年齢と深い関係があり、50歳代で症状が出始めて、60歳を過ぎると、大半の方が夜間頻尿や尿勢低下を自覚し、65歳前後で治療を開始する方が多い状況です。前立腺肥大症が進行して前立腺癌となることはありませんが、進行する疾患ですので治療を行わずに放置したままですと、前立腺は徐々に大きくなって尿道への圧迫が強まり、尿閉(尿が全く出なくなる状態)になることがあります。また、尿閉で膀胱内に尿が溜まったままですと、尿路感染症や急性前立腺炎を発症する危険性もあります。 CVPレーザー 188足球直播_篮球比分¥体育官网医学部附属病院では、前立腺肥大症に対するレーザー手術装置LEONARDO180(ドイツ/bioLitec社製)を設置し、2023年3月より泌尿器科および骨盤機能センターにて、CVP(接触式レーザー前立腺蒸散術)を開始致しました。 【よくある質問】
▼ CVP手術の利点はなんですか? ▼ 入院期間はどれくらいかかりますか? ▼ 手術後の痛みはありますか? 経尿道的に細い内視鏡を使って必要最低限の内視鏡操作で手術が行え、術後の留置カテーテルを短時間で抜去できるので、他の手術よりも術後の痛みは少ないと報告されています。 ▼ 仕事復帰はいつからですか? ▼ 男性機能に影響はありますか? |
診療担当医清水 信貴(骨盤機能センター 講師)
藏野 吉隆(医員(レジデント))
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