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コアスクール
■ 第5回コア解析スクール「実践コース」「アドバンストコース」のご案内
  (ファーストサーキュラー)
日時 日程
○実践コース: 2007年3月10日(土)−13日(火)(4日間)
○アドバンストコース: 2007年3月14日(水)−16日(金)(3日間)

集合・解散日時
○実践コース: 3月10日(土)13時集合,3月13日(火)12時解散
○アドバンストコース: 3月14日(水) 9時集合,3月16日(金)15時解散
会場 高知コアセンター高知大学海洋コア総合研究センター/海洋研究開発機構高知コア研究所
〒783-8502 高知県南国市物部乙200

コアセンターは高知龍馬空港に近接する高知大学物部キャンパス内にあります.アクセス方法などはマップをご覧ください.

主催・後援 [主催]:
21世紀の地球科学を考える会高知大学 海洋コア総合研究センター海洋研究開発機構 高知コア研究所海洋研究開発機構 地球深部探査センター海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター産業技術総合研究所 地質情報研究部門岡山大学大学院自然環境科学研究科先端基礎科学専攻

[後援]: 
日本地球掘削科学コンソーシアム

募集人数 ○実践コース: 20名
○アドバンストコース: 各プログラム3名程度

・ 実践コースは,定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます.
・ アドバンスドコースは,応募者多数の場合,申し込み用紙の内容に基づいて参加者の選考を行います.
・ 実践コースとアドバンストコースの両コースへの連続参加も受け付けます.
・ アドバンストコースでは,(1)酸素・炭素同位体分析(IsoPrime/MAT253),(2)ストロンチウム同位体分析(TRITON),(3)有機分子レベルの炭素同位体比測定法(DeltaPlusXP (GC/C/IRMS)),(4)最先端の非破壊計測技術と非破壊蛍光X線コアロガー,の4つのプログラムに分かれてスクールを行います.
参加対象 ピストンコア(海洋,湖沼など)および深海掘削コア,陸上掘削コア等を主な研究材料としている(もしくは,これから研究しようとしている)大学院生,研究者

※ 原則として,大学院生以上の方を対象とします.学部生の参加希望者は,ご相談下さい. 大学院進学予定の学部4年生も無条件で参加を受け付けます.学部3年生以下の参加希望者は,事前に世話人(池原実)までご相談下さい.

※ また,博士課程院生以上の方には,実習グループのリーダー役をお願いする場合があります.

参加費 ○実践コース: 3,000円(予定)(資料代等)
○アドバンストコース: 3,000円(予定)(資料代等)

※交通費,宿泊費,食費は各自ご負担ください.
宿泊情報 ○実践コース:
・宿泊場所は,安芸郡芸西村にある宿泊研究施設「芸西村の家」です.
・参加者・講師・チューターの全員が8部屋(4人部屋)に分かれて泊まります.高知コアセンターからは車で30分程度かかりますが,宿泊施設のワゴン車などで送迎します.
・宿泊費など:2,520円/1泊,夕食:1,100円,朝食:600円(3/13の夜は懇親会です)
・実践コースでの宿泊は,3月10日(土)から12日(月)までの3泊分を事務局でまとめて確保します.前日や解散日の宿泊は各自で手配をお願いします.

○アドバンストコース:
・宿泊場所は,物部キャンパス内の宿泊施設(厚生会館),及び,コアセンター内休憩室を予定しています.1泊800〜1000円.以下の3つのうちのいずれかを,参加者の性別などを考慮して世話人側で割り振ります.
・アドバンストコースでの宿泊は,3月13日(火)から15日(木)までの3泊分を事務局でまとめて確保します・解散日等の宿泊は各自で手配をお願いします.
・厚生会館宿泊室の受付は,スクール受付時に行います.部屋の鍵は当日夕方に渡します.

宿泊場所
厚生会館(シングルx3室)3名
厚生会館(和室4名x1室)4名
コアセンター休憩室(ツインx2室)4名
参加申し込み
〆切
2007年2月28日(水)
※ただし,実践コースについては,定員に達し次第,募集を締め切ります.
申込方法
申し込み先
申込フォーム(エクセル:05_CoreS_Registration.xls)をダウンロードし,必要事項を記入の上,コアセンター技術補佐員の柳本志津(jm-yasizu (at) kochi-u.ac.jp)まで,メール添付で申し込んでください.

・送付するエクセル書類のタイトルは,次のようにしてください(Registration を消し,末尾に申込者の名前をローマ字で加える). 例,05_CoreS_ikehara.xls
・参加するコース(実践・アドバンスト)を選択してください.
実践コースの
スクール内容
10−1.実習スタイル
・全体レクチャーとして,統合国際深海掘削計画(IODP)の概要や,掘削船上でのコアフロー,各計測などの概要を解説する.
・ 5人ずつ4グループを構成し,数mのコアを材料として岩相観察,スミアスライド観察,各装置の実習を実践していく.
・ グループ単位でローテーションしながら,装置ごとにレクチャーと実習を行い,各計測機器の原理,操作法,データ解析法を習熟する.
・それぞれのグループごとに実習・計測結果をとりまとめ,最終日にプレゼンテーションを行う.
・世界の堆積物のスミアスライドを作成し,各自持ち帰る.

10−2.実習コア
日本海秋田沖で採取したピストンコア(KY04-09 PC-12):日本海の明暗互層,生物擾乱,ラミナ,テフラ,タービダイトなど.
* 東海沖ピストンコア:半遠洋性堆積物,テフラ,タービダイトなど
* その他,これまで世界中の海洋から採取し,コアセンターで保管している海洋コア(炭酸塩軟泥,赤色粘土,半遠洋性堆積物,珪質軟泥,IRD含有堆積物等).

10−3.実習項目
X線CTスキャナ解析,肉眼岩相記載,スミアスライド観察,マルチセンサーコアロガー計測,分光測色計測定,XRFコアロガーなど

10−4.利用機器
X線CTスキャナ,マルチセンサーコアロガー(帯磁率計,ガンマ線,デジタルイメージなど),XRFコアロガー,分光測色計,実体顕微鏡,偏光顕微鏡など

<コアセンターの研究設備紹介ページへ>
アドバンスト
コースの
スクール内容
11−1.実習スタイル
・個別の機器分析に特化したレクチャーと実習を行い,実践コースでは習得しきれない,より高次のコア解析技術をマスターする.
・ 各種機器分析における必須技術である,試料の前処理法,計測・分析法,データの評価・解析法の基礎を実習を通して学ぶことにより,さまざまなコア試料の詳細分析に応用できる知識・技能を修得することを目指す.

11−2.実習テーマ
(1)炭酸塩の酸素・炭素同位体分析(有孔虫クリーニング等の前処理を含む)とデータ解析
(2)炭酸塩のストロンチウム同位体分析(湿式化学分離を含む)とデータ解析
(3)有機分子レベルの炭素同位体比分析(抽出・前処理法を含む)
(4)最先端の非破壊計測技術と非破壊蛍光X線コアロガーTATSCAN-F2

11−3.利用機器
(1)カーボネートデバイス付き安定同位体質量分析計(MAT253/IsoPrime)
(2)表面電離型質量分析計(TRITON)
(3)ガスクロマトグラフ/燃焼/同位体質量分析計(GC/C/IRMS)(DeltaPlus XP)
(4)蛍光X線コアロガー(TATSCAN-F2)

質量分析計室のページへ
有機地球化学実験室ページへ
講師
アドバイザー
○実践コース
飯島耕一(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
池原研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
池原実(高知大学海洋コア総合研究センター)
坂本竜彦(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
多田井修(マリンワークジャパン)
久光敏夫(海洋研究開発機構地球深部探査センター)
村山雅史(高知大学海洋コア総合研究センター)

○アドバンストコース

(1)炭酸塩の酸素・炭素同位体分析
   松岡淳(マリンワークジャパン)・佐川拓也(高知大学)・池原実(高知大学)
(2)炭酸塩のストロンチウム同位体分析
   永石一弥(マリンワークジャパン)・石川剛志(海洋研究開発機構)・谷水雅治(海洋研究開発機構)
(3)有機分子レベルの炭素同位体比分析
   奈良岡浩(岡山大学)・池原実(高知大学)・力石嘉人(海洋研究開発機構)
(4)最先端の非破壊計測技術と非破壊蛍光X線コアロガー
   坂本竜彦(海洋研究開発機構)・飯島耕一(海洋研究開発機構)
世話人
問い合わせ先
◎ 池原 実 (高知大学海洋コア総合研究センター)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-864-6719,  FAX: 088-864-6727
  ikehara(at)cc.kochi-u.ac.jp

◎ 菊田宏之(海洋研究開発機構高知コア研究所)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-878-2188, FAX: 088-878-2192
  kikuta(at)jamstec.go.jp

◎ 久光敏夫 (海洋研究開発機構地球深部探査センター)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-864-6729, FAX: 088-864-6727
  hisa(at)jamstec.go.jp