Case.13
人の役に立つ仕事がしたいと看護学科に入学しました。看護師として仕事をしていく中で、「患者さんのためになる看護っていったい何だろう?」と、もう一度原点に立って勉強したいと思い、大学院に進学しました。。
自分の疑問にじっくりと向き合えることです。また、自分と同じ疑問を持った人と出会えることで、意外な視点や様々な考え方を知ることができます。研究を通して、様々な職種や立場の人と関わることができて、勉強になります。最終的に研究の成果が、患者さんのためになれば、これ以上ない喜びです。
便秘の緩和ケアについて研究をしています。食事療法などを取り入れることにって便秘緩和の効果を調べたり、便秘が日常生活にどのような影響を及ぼしているかを調査したりしています。現在の生活は、保育園に通っている子供2人の育児と仕事の両立に奮闘しています。
便秘は人それぞれに症状の重症度や、日常生活への影響が違います。それぞれの患者さんに応じた便秘緩和ケアを模索しています。現在は、便秘の症状に苦しんでいる患者さんにとって便秘が日常生活にどのような影響を与えているのか、また、医療者が便秘のケアに対しての意思決定をどのようなプロセスで行っているのかを明らかにしたいと考えています。
自分の日頃の疑問が、研究へとつながっていきます。研究がうまく進まなかったときもたくさんありました。悩んでいた時に、恩師や同じ疑問を持った方との出会いによって、新たな知見を得ることができ、現在に至っています。人との出会いによって研究を進められたと思います。
家族が健康であることによって、仕事にも打ち込めるので、家族との時間を大切にしています。子供と一緒に遊ぶ時間を大切にしています。
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