Case.18
もともと、英語の文法になぜかとても興味がありました。現在のメイン業務であるアカデミック・ライティング教育・研究は、学生の頃に大学院の先輩から「私の代わりに非常勤講師を引き受けてもらえないか?」と頼まれて引き受けたのがきっかけです。
難しいパズルが解けた時のような達成感が味わえること(私は考えたり書いたりするのがとても不器用で苦手なので、なかなか味わえないのがつらいところ)。
専門としての日本語文法の研究は、「名詞」や「数量名詞」を使ったいろいろな表現(例えば、「それも一つの選択肢です」など)について、どんなルールがあるのか、なぜこの言い方は良くて、この言い方はダメなのかを明らかにする研究をしています。こちらはセンター業務とはまったく(笑)関係がないので、主に自宅で取り組んでいます。
センター業務であるアカデミック・ライティング教育に関する研究としては、レポートや論文で議論を構築する際に、学生がどのようなことを苦手としていて、どのような指導をしてあげるとよいのか等について研究しています。こちらはセンター業務の修学支援の1つになるので、日中に研究室で取り組むことが多いです。
専門外であってもいろいろな研究や教育に関わって視野を広げましょう(院生時代にコーパス言語学や英語教育の研究で統計について学び、アカデミック・ライティング教育・研究に関わった経験が、現在のセンター業務や研究にとても役立っています。院生時代の良い思い出にもなっています)。
そして、良い意味で図太くなりましょう(笑)。恩師に「もっと図太くないと研究できないよ」と常々言われていました。母親になって、歳をとって、やっと少しは図太さが身についた…かなぁ?
子どもに絵本を読み聞かせたり、子どもからの質問(最近は「これはなんと読むのか?」という質問が多い)に対応したりする時間を大切にしています。
また、子どもが身支度を整えたり、片付けをしたりするのを一緒に手伝ったり、見守ってほめてあげたりする時間も、大切にしています。
子どもの「〇〇できたよ!」の瞬間に立ち会うと、仕事の疲れも吹き飛びます。
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