公開日 2022年5月2日
このたび、188足球直播_篮球比分¥体育官网?徳島大学との共同開催で
188足球直播_篮球比分¥体育官网4年度「授業について考えるランチセミナー」<双方向的な授業を行う1>が開催されました。
■開催日時
第1回 2022年4月14日(木)12:05~12:50
第2回 2022年4月21日(木)12:05~12:50
■参加者
第1回 4月14日
44名(Zoomによるオンライン)
第2回 4月21日
36名(Zoomによるオンライン)
■コーディネーター?講師
第1回 4月14日
コーディネーター?講師
吉田 博(徳島大学高等教育研究センター)
登壇者
杉田 郁代(188足球直播_篮球比分¥体育官网大学教育創造センター)
第2回 4月21日
コーディネーター?講師
吉田 博(徳島大学高等教育研究センター)
登壇者
三隅 友子(徳島大学教養教育院)
■内容
【第1回】
まず講師から、コロナ禍3年目に入る中で、戦略的に対面?オンライン授業を使い分けることの必要性が示された。オンライン授業でもアクティブラーニングは可能であり、とくにオンライン授業で失われがちな教員と学生、学生同士のコミュニケーションを図りながら学生の学習成果の向上を目指すことが重要であることについて、教養教育科目の実施方法調査や「学生の学習に関する実態調査」のデータをもとに説明が行われた。
これらを受け、実際に教員と学生間のコミュニケーションを図り、オンライン授業でアクティブラーニングを実施するためのTipsについて紹介されたほか、実際にオンデマンド(非同期)型授業で学生とコミュニケーションをとる工夫を行っている杉田 郁代 先生に実践内容と実施における工夫や留意事項についてインタビューを行った。
【第2回】
前回に引き続き、まず講師からコロナ禍3年目を迎える中で、戦略的に対面?オンライン授業を使い分けること、そのためにはオンラインでアクティブラーニングやコミュニケーションをとることが必要であることが示された。
その中で、今回は授業において様々なコミュニケーション方法を実践している三隅 友子 先生に登壇してもらい、自身の授業でどのように教員と学生とのコミュニケーションをとっているかについてインタビューを行った。その中でもリアクションの取り方などの授業でのルール作りや、LearnWiz One (https://one.learnwiz.jp/?) といったツールに関する工夫が紹介された。
■成果と課題
プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。その結果、「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では、下表に示す通り第1回?第2回とも回答者全員から肯定的な回答 (「とても当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」の合計) を得ることができた。とくに自由記述において、他教員の実践事例を知る機会が得られた点に言及するものも多く、本セミナーは実践例を紹介したり、他の教員と意見交換する機会として期待されていることがうかがえた。
4月14日 | 4月21日 | |
とても当てはまる | 18(72%) | 10(71%) |
どちらかといえば当てはまる | 7(28%) | 4(29%) |
どちらかといえば当てはまらない | 0(0%) | 0(0%) |
まったく当てはまらない | 0(0%) | 0(0%) |
合計 | 25(100%) | 14(100%) |
一方で、データの紹介や座学的な部分が比較的多かった第1回では、「1. 今後の授業や教育活動に活かせる情報を得ることができた」「2. 今後の授業や教育活動の中ですぐに実践してみようと思う情報を得ることができた」「3. 本セミナーを受講したことによって授業や教育活動への取り組み方がこれまでと変わると思う」「4. 本セミナーを受講したことによって新たな課題が見えてきた」について「とても当てはまる」という回答が、実践例の報告が中心であった第2回に比べてやや少ないという結果となった。このような点からも、本セミナーには実践例の紹介?意見交換がより期待されていることが分かる。これを裏付けるような自由記述として、いろいろな学部の先生を聞きたい、四国の大学では地域性や学生の特性も違うと思うので、それらについても聞いてみたいというものも寄せられた。
今回のセミナーの続編として、9月8日?15日に「双方向的な授業を行う2」が予定されている。9月では、今回得られた成果と課題を踏まえより内容を向上させ充実したものとしたい。
?
【ランチセミナーの様子】
●第2回?