公開日 2013年11月9日
11月9日(土)~10日(日)に平成25年度入学の外国人留学生を対象に愛媛県大洲市への1泊2日の課外研修を行いました。この研修は、外国人留学生が日本の歴史や文化を体験し、地域への理解を深めるとともに、留学生間の親睦?交流を図ることを目的としており、留学生43名、日本人学生ボランティア2名、引率の教職員10名が参加しました。
1日目の研修では、愛媛県大洲市の風の博物館で、風車の模型や風に関する展示を見学し、風洞実験機による風速15mの世界を体験。また、併設の歌麿館では、色彩の鮮やかな浮世絵や繊細で巧みな版画に魅了されました。
宿泊先の国立大洲青少年交流の家では、普段交流が比較的少なく距離のあるキャンパスの学生同士のほか教職員と、寝食を共し、グループワークでの仲間づくりなどを通して、交流を深めることができました。また、日本人学生が企画?進行を担当した学生主体の交流会も行われました。
2日目の研修では、明治時代の匠が残した臥龍山荘を見学し、茅葺屋根の農村風建物の部屋で細やかな細工と荒れた風情に日本のわびさびの文化を体感。また、自然と人工の調和を取り入れた石垣の石積みや日本庭園の借景美などを堪能し、ゆっくりとした時間を過ごしました。
参加した学生からは、「日本の文化や伝統に触れることができた。」、「グループ活動で仲間を作ることができた。」などの感想があり、留学生や日本人学生にとって有意義なものとなりました。
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