高知県大豊町立川地区地域文化体験

公開日 2014年6月14日

 6月14日(土)、高知県大豊町立川地区において、大豊町の「おおとよ 結(ゆい)プロジェクト」による地域文化体験が行われ、高知工科大学からの留学生4名も交えた高知県内の留学生9名、日本人学生3名、教職員2名の合計14名が参加しました。

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 そば打ちの体験では、地元の人にこね方などやり方を教えてもらいながらそばを打ちました。留学生たちは熱心に説明を聞き、教えられたとおりにそばを打つことができました。その後、自分たちで打ったそばが昼食で出され、留学生たちはおいしそうに試食していました。今では日本人でもそばを打つことは非常に少なくなりましたが、留学生は大豊町に伝わる日本の食文化を体験できたことを喜んでいました。

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高知県大豊町立川地区地域文化体験

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 昼食後、ブルガリアと中国出身の留学生による故郷の紹介が行われました。引き続き、エチオピア出身の留学生によるエチオピアコーヒーのセレモニーが紹介されました。本国でのセレモニーに近づけるよう、使用する道具などを代用するなどの工夫をしながら、薫り高いエチオピアコーヒーを淹れ、その後参加者に淹れたてのコーヒーを振る舞いました。日本ではなかなか見ることのできないエチオピアコーヒーの淹れ方に参加者全員が興味深く眺めていました。

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高知県大豊町立川地区地域文化体験

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 大豊町には、地域の人が地域活動や神祭(お祭り)、農作業、山の作業などで互いに助け合う「結い」という仕組みがありますが、少子?高齢化や人口流出による急速な過疎化によって地域の担い手が年々減り、集落活動の維持のみならず「結い」の伝統も消え去ろうとしています。そこで大豊町では、地域の助け合いを地域外まで広げた「新しい結い」のシステム作りに取り組み、参加者が山里の生活や文化を肌で感じるとともに、地域にあっては伝統文化の継承や集落活動が維持できるように「おおとよ 結(ゆい)プロジェクト」を平成24年度から立ち上げ、古くから伝わる伝統文化や地域活動に高知県内の留学生等も参加している状況です。今年度もいくつもの取組が実施される予定で、高知県内の留学生が参加していく予定となっております。

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高知県大豊町立川地区地域文化体験
高知県大豊町立川地区地域文化体験

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