研究室紹介
平成24年4月1日より外科学講座の中に臨床腫瘍?低侵襲治療学が新たに開設されました。がん対策基本法の制定でより重要となった「がん薬物療法」と近年目覚ましい発展を遂げている「内視鏡外科手術」の安全管理を主たる研究テーマとし、結果を臨床へフィードバックしていきます。担当する疾患群は消化器疾患です。主に胃や大腸などの消化管の疾患を得意としていますが、スタッフの増加を図り、より多くの領域を扱っていく予定です。
スタッフは今のところ平成18年11月1日に開設された医療学/医療管理学分野の2名が兼任しています。外科1のスタッフの協力の下、内視鏡手術や抗がん剤治療を行っています。
また新たに、平成26年12月より手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた大腸がん手術(ロボット支援腹腔鏡(補助)下大腸切除術)を導入、続いて、平成27年6月から「ダビンチ」による胃がん手術(ロボット支援腹腔鏡(補助)下胃切除術)も開始しております。188足球直播_篮球比分¥体育官网4年5月現在、直腸がんは62例,胃がんは31例実施しており、積極的に先進的な医療に取り組んでいます。
「四国病院経営プログラム」においても「医療管理」の講義を担当しています。また、国際交流を積極的に推進しており、ハワイ大学医学部、台湾大学医学部、ウズベキスタン(Tashkent State Dental Institute)、ブラジル(南マットグロッソ連邦大学)より学生?研究者の受入れ及び派遣?指導を行っています。さらにブラジルでは現地でも腹腔鏡下大腸がん手術を実際に施行し、指導を行っています。
また、若年者(小学生?中学生?高校生)に対するがんの出前授業にも積極的に取り組んでおり、年々、その数が増加しています。