研究室紹介
耳鼻咽喉科は「耳」と「鼻」の診療科というイメージがありますが、実際にはその守備範囲は多岐にわたります。そこには聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚など多くの感覚機能が含まれます。これらは人間が健康な生活をおくる上で必要不可欠な機能です。また、聴覚や発声?構音はコミュニケーションの手段として重要な役割を担っています。呼吸や摂食?嚥下は生きていく上で欠くことができない機能ですが、中でも食べることは人としての大きな楽しみでもあります。このように耳鼻咽喉科は、人間が健康で豊かな生活をおくる上で欠かすことができないさまざまな機能を対象とした学問です。当教室にはこれらの各分野をまんべんなくカバーできる体制を整えています。また、意欲のある若い教室員も増えてきており、精力的に研究?教育?診療に取り組んでいます。