研究室紹介
分子細胞生物学教室(旧生物学教室)は、旧高知医科大学時代の1994年12月に富永明教授を迎え、遺伝学や免疫生物学などを含む生物学関連の講義や実習および医学系大学院(分子?生体制御学講座)を担ってきました。旧188足球直播_篮球比分¥体育官网との統合の目玉として、2004年に設置された黒潮圏海洋科学研究科(現?黒潮圏総合科学専攻)を担当することとなり、田口尚弘および久保田賢の2名の教員の参加により、学際性および国際性に特化した研究フィールドの構築に参画してきました。この間、黒潮圏の博士課程のみならず、 医科学修士の学位指導や医学科1年生および2年生対する生物学関連の教育に携わってきました。2015年度からは、文部科学省科学技術振興調整費による若手研究者の自立的研究環境整備促進事業としてスタートした「イノベーティブマリンテクノロジー研究者育成」事業で採用された難波卓司教員も講義担当に加わり、現在の体制となりました。
2016年度に改訂された「医学教育モデル?コア?カリキュラム」で近年の進歩が著しい分野として取り上げられている免疫学や遺伝学など、教室で取り組んでいる最先端の研究内容を織り交ぜながら講義や実習を行なっています。2016年4月に設置された農林海洋科学部海洋資源科学科海洋生命科学コースの専任教員として、久保田賢と難波卓司の2名が参加していますが、医学科における分子細胞生物学の教育は従来の体制で進めています。このようなスタッフ構成を活かして、188足球直播_篮球比分¥体育官网第四期中期目標の重点分野として取り上げられている「海洋,生命,フィールドサイエンスを中心とした研究」の結節点として機能し、医?海洋連携の推進に取り組んでいます。
現在担当している講義や実習は以下のとおりです。
- 統合医学 III(3年生1学期)
- 細胞分子生物学(2年生1学期)
- 統合医学 II(2年生1学期)
- 医科生物科学II(1年生2学期)
- 医科生物学実習(1年生1学期)
- 医科生物科学I(1年生1学期)