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Q1.PET-CT検査とPET検査の違いはなんですか? |
PET-CT検査はPET検査と高性能のCT検査を同時に行える装置です。両者を重ね合わせた画像で観察できるので、PET検査より精度の高い診断が可能となります。 |
Q2.病巣ががんかどうかわかりますか? |
検査薬(FDG)がたくさん集まる病巣は、がんの可能性が高く、集まらない(集まりの少ない)病巣は、良性であるという一般的な傾向があります。例外もありますので、詳細はセンター医師にご相談ください。 |
Q3.転移したがんは探せますか? |
PET-CT検査は、頭から太ももまでの全身を検査します。がんの転移巣には、検査薬(FDG)が特に集まりやすく、転移巣の早期発見に有効です。ただし、小さな細胞レベルの転移をみつけることは困難です。 |
Q4.すべてのがんを発見できますか? |
検査薬(FDG)は、正常な脳、胃、肝臓、腎臓、膀胱などの臓器にも集まるため、これらの部位に発生したがんは検出が困難です。また、検査薬(FDG)が集まりにくい種類のがんも知られています。がんの種類によっては,ほかの検査との併用により、いっそう発見率が向上します。 |
Q5.検査前の注意はありますか? |
検査前は、約6時間の絶食が必要です。水やお茶はかまいませんか、砂糖入りの甘い飲みものは避けてください。検査の前日からは、運動や必要以上の発声(おしゃべり、歌など)も好ましくありません。 |
Q6.PET-CT検査に苦痛や不快感はありませんか? |
検査薬(FDG)を注射するときの「チクッ」とする痛みだけです。あとは検査台の上で横になるだけで、圧力がかかったり、器具の挿入などもない安楽な検査です。 |
Q7.被ばくの心配はありませんか? |
検査薬(FDG)は、わずかですが放射能があります。しかし、胃のX線検査の半分程度で、人体への影響はほとんどありません。放射能自体も約2時間で半減します。また、検査薬(FDG)は尿に排泄され、翌日には身体に残りません。ただし、妊婦や授乳中の方は、センター医師にご相談ください。 |
Q8.検査にかかる時間はどれくらいですか? |
検査薬(FDG)の注射の後、約1時間安静にしてお待ちいただきます。その後、検査台の上で横になり、全身を撮影します。実際のPET-CT検査の撮影時間は20分程度ですが、来院から検査終了までは、約3時間が目安です。 |
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