「地域医療を支える四国病院経営プログラム」は、課題解決型高度医療人材養成プログラム(平成29年度選定分)事後評価において、「計画を超えた取組が行われ、優れた成果が得られることから、本事業の目的を十分に達成できたと評価できる。」として、S評価をいただきました。
以下、課題解決型高度医療人材養成推進委員会からのコメントです。
(コメント)
〇:優れた点等 ●:改善を要する点等
○課題を真摯に捉え、目標達成のために打つ手をできるかぎり講じている。目標達成できなかった項目についても、達成のための努力を惜しまず前向きに進めている。
○成果物の書籍化は極めて評価できる。Facebook や YouTube との連携、チラシとインターネットの使い分けなど、メディアの特性に合わせた広報がされている。また、四国内での連携を基に設計されるプログラムの強みを活かし、具体的なフォーラムやシンポジウム開催という成果を上げている。
○定量的に示すことのできる成果効果に関する定量評価がなされ、自己評価につながる根拠も具体的に明示されている。今後の新たな事業展開への期待が持てる。
○補助期間終了後の取組についても、規模?計画ともに妥当と判断できる。特にプログラムの品質担保と受講者の費用軽減措置が図られた点は高く評価できる。
●本プログラムによる教育効果等について、修了者による主観的な説明にとどまらず、その整理と分析があれば客観性が高められた。
●地域社会の中での医療のあり方、地域の生活基盤としての、安全保障としての医療のあり方、医療の産む社会価値にも目を向ける視点と科目開発があれば一層に実りが期待できると思う。
文部科学省HP「課題解決型高度医療人材養成プログラム」の事後評価結果について
- 2023.2.2
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