近年、難病に対する研究が進み、より病態に即した疾患活動性マーカーや治療薬の開発が求められるようになってきた。免疫難病センターの研究室では、他大学と連携して背景が厳格に管理されている高品位な難病患者さんの臨床検体を集め、遺伝子工学、プロテオーム解析、トランスクリプトーム解析などの手法を用いてスクリーニングを行うことにより、疾患関連候補分子を絞り込み、その生理機能解析や病態との関連を明らかにし、診断薬、創薬へとつなげるプロジェクトが進行中である。