双方向性の研究とは、単に基礎研究成果を臨床にフィードバックするのではありません。臨床から基礎へ、基礎から臨床へと双方向性のベクトルをもつ研究です。例えば、正確な診断および適切な治療を受けた患者さんのサンプルを使用し、基礎的な手法を用いてスクリーニングを行い疾患関連分子を同定します。同定された標的分子を対象として基礎解析を行いその機能を明らかにします。そして他大学や企業などとの学学連携、産学連携のもとで診断薬の開発や創薬を行ない、成果を臨床へとフィードバックする研究です。
(現在行っている研究)