病院の基本理念?再開発の目的
Fundamental Principles and Redevelopment Motives
病院の基本理念?再開発の目的
- 高度な医療を提供し、高い見識を持った医療人を育成する。
- 先進医療を推進し、医療の革新に挑戦する。
近年、深刻な医師不足問題や地域医療の崩壊などにより、県民に対する安心で安全な医療供給体制の構築が喫緊の課題となっており、地域の中核的医療機関としての役割を果たすため、県民人口減等を踏まえつつ病院機能の充実?強化に視点を置いた基本理念の下で、病院再開発を計画する。
病院再開発環境の変化
国土強靭化基本計画の見直し
(平成30年12月閣議決定)
- 政府方針の「国土強靭化基本計画」に従い、人命の保護を最大限図る
- 東日本大震災?熊本地震を教訓とする施設の在り方
- 医療業務の事業継続(BCP)など社会の要求が変化
- 南海トラフ巨大地震が30年以内に80%の確率で発生
- 災害拠点病院の機能強化
- 新たな医療需要に対応可能なスペースが必要
南海トラフ巨大地震対策再検討
- 既存病棟改修と災害時に重要な免震構造の新病棟建設を検討
再検討計画の方針
- 安全?安心な診療環境構築(南海トラフ巨大地震対策?事業継続)
- 附属病院の機能強化を図る(部門の増設スペース確保等)
病棟のコンセプト
- 高知県で唯一の医師と看護師の両方を養成する教育機関であり、地域の医療機関で高度急性期、急性期、回復期、慢性期、それぞれの機能を実践する人材の供給?再教育の拠点として、役割を維持する必要がある。
- 613床の病床数確保(第二病棟264床、新病棟349床)