教室の沿革
Department History
当教室は、1978年4月、瀬戸勝男初代教授の着任により第一生理学教室として開設されました。瀬戸教授は斉藤英郎助教授の協力を得て、研究と教育の両面において魅力ある教室となるように尽力されました。1992年5月に瀬戸教授が副学長に就任したため、1993年4月に樋口隆二代目教授が着任しました。1997年7月に樋口教授が福井医科大学に転出したため、1997年12月に椛秀人三代目教授が着任しました。2003年4月の講座再編により統合生理学教室に改名されましたが、2006年4月、循環制御学教室(旧第二生理)とともに開設時の生理学講座に戻り、それぞれ生理学講座(統合生理学)、生理学講座(循環制御学)となりました。2016年4月、椛教授の定年退官とともに山口正洋四代目教授が着任し現在に至っています。椛教授からの伝統を引き継いで、記憶、学習、絆、情動、神経可塑性、神経新生など、高次神経機能の解明を目指し、嗅覚系を主な対象として研究を行っています。