インプラントとは
インプラントとは英語で「implant」、しっかり差し込むという意味です。
医学用語では移植するという意味があり、人工材料で作った人工歯根を歯の欠損部のあごの骨の中に直接埋め込み、その上に歯冠(かぶせ物)を製作します。
インプラントは、ただ単に欠損部分の機能回復を図るだけではなく、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の向上のため、入れ歯・ブリッジの欠点を解消する治療方法として開発研究が進められてきました。
インプラント治療は、天然の歯とほとんど変わらない感覚で、物を咬んだり、会話を楽しむ事が出来るため、「第二の永久歯」・「第三の歯」とも言われています。
今、天然歯とほとんど変わらない機能と外観を回復する、「インプラント(人工歯根)」治療が注目されています。
インプラントの構造
インプラントの構造は、アバットメント(支台部)とインプラント体(歯根部)の二つに分けられます。
この上にセラミックなどの上部構造補綴物(人工歯)が乗せられます。
インプラントの素材には、生体親和性(生体とのなじみ)にすぐれた、チタン、セラミックが主に用いられ安全です。